「信仰から見る京都」に参加して

月1回、定期開催している講座「信仰から見る京都」

この講座では、さまざまな文化を生みだしてきた京都を
信仰、宗教を通して理解を深めるものです。

本年は、京都の近郊をテーマに、
京文化とその知を訪ね、語らいます。

先日、8月5日は「湖東三山」の参加者からの感想を
掲載させていただきます。


本日の「信仰から見る京都」のテーマは『湖東-多賀坊人と木地師氏子狩』でした。

永源寺や多賀大社など多くの人に知られている有名な寺社から、
胡宮神社という近所で働いている方も知らないような神社やなど様々なお話を聞くことが出来ました。

多賀大社のお話では、古事記と日本書紀の記述からイザナギ尊の終焉の地が多賀なのか淡路なのかというお話や、
「太閤橋」という非常に急な傾斜の橋があるというお話がありましたが、これらのお話から当時の寺社の方々が非常にアイデア溢れる優秀な営業マンであるという評価をされていたのが非常に面白かったです。

胡宮神社は多賀サービスエリアに隣接しているそうなのですが、多賀サービスエリアで聞いてもなかなか知っている人がいなかった、というエピソードがありました。
このように、人にはあまり知られていないけれども重要なものがまだまだ多くある、ということを改めて知りました。

これからも、勉強を重ねていきたいと思います。

文:泉川学


次回は、9月9日(土) 11:00〜
「嵯峨野」をテーマに語らいます。
ぜひ、お気軽にご参加ください。

 

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