嵯峨野文化通信 第94号

 伝統文化プロデュース【連】メールマガジン 

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              〔嵯峨野文化通信〕 第94号
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         日々の暮らしに「和」の魅力をプラスしてみませんか?

    伝統文化プロデュース【連】は、日本の伝統文化にこめられた知恵と美意識に

          ついて、学び広めていくための活動をしている団体です。

         京都・嵯峨野から、最新の情報を皆さんにお届けします!

               毎月1日・15日(月2回)

                       ★VOL:94(2010/1/1)

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  ○新年のご挨拶 ——————————– 【連】代表 濱崎加奈子
  ○【連】からのお知らせ —— 初夢対談が掲載されました!
                 伝統文化についての対談が掲載されました!
                 伝統文化の復興と継承を考える
                 弘堂館での先駆け展覧会
  ○(連載)『餅と饅頭-和漢の境まぎらわす事-』—— 第八回
  ○(連載)『ニッポン城郭物語』———————- 第四十七幕
  ○(連載)『やまとのくには言の葉のくに』———— 第五十八首
  ○[嵯峨野学藝倶楽部] 2010年開講講座の日程一覧
  ○[嵯峨野学藝倶楽部]1月開講講座のお知らせ

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  新年のご挨拶
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                  新年にあたり                

                                  濱崎 加奈子

  新年あけましておめでとうございます。
  『京の花街 ひと・わざ・まち』(日本評論社)の執筆に追われていたのがちょうど1
 年前のお正月。その後、無事出版を経て、春には新宿紀伊国屋で出版記念イベント、夏に
 は京都北山コンサートホールにて「京都創生花街シンポジウム」を開催させていただきま
 した。おかげさまで秋には版を重ねることができました。ご協力いただいた方々、ありが
 とうございました。
  嵯峨野学芸倶楽部の活動も、去年は充実した1年となりました。伝統文化を「遊びなが
 ら学び、広める」のが【連】の理念ですが、そのための具体的な活動として、茶道教室や
 今様・白拍子教室等の講座を開催しています。茶道も今様も、教室の仲間が増え、なかで
 も今様・白拍子教室の若いメンバーは、夏の合宿などを経て主体的な活動を展開し始めて
 います。1月23日には同志社女子大学で今様から伝統文化を考えるシンポジウムが企画
 されていますので、ぜひご参加ください。
  私の研究テーマの一つに、「芸能を身につける」すなわち「型をまなぶ」ということの
 意味を考える、というものがあります。日本の伝統的な芸能を身につけるということのな
 かには、なにか人間育成のあり方に関する知恵がつまっているように思えてなりません。
 【連】は、伝統の知恵を共にまなぶ団体です。この「まなび」は、つねに実践的・実験的
 でありたいと思っています。日本の伝統的な知恵の秘密は、まだまだ解明され尽くされて
 はいません。それを、参加してくださる方々と共に、実践を通して発見していきたいと願
 っています。

  そんな【連】の活動に、今年はもうひとつ、大きな柱が加わります。御所西にある「弘
 道館」という、江戸後期から大正にかけて建てられた京屋敷を拠点にした活動です。ここ
 は、江戸中期の京都を代表する儒者である皆川淇園(みながわきえん)の邸宅址とも伝え
 られている場所です。弘道館というのは、淇園がその晩年にひらいた学問所で、私塾の魁
 (さきがけ)ともされています。実はこの地が、去春、マンションになりかけたため、そ
 の保存活動にかかわるうちに、ある構想が拓かれていきました。すなわち、意を同じくす
 る人や団体と連(つら)なりあいながら、現代における弘道館を再興しよう、と。理念は
 【連】と同じです。分野を越えた多様な人が集い、日本の伝統的な知恵と美意識に学ぶ場
 所。ここから、まさに京文化が紡ぎだされたように、新しい時代の文化を編みだしていく
 ことができればと願っています。
  本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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 【連】からのお知らせ
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 ○初夢対談が掲載されました!
 
  京都新聞元旦号恒例、吉田忠嗣社長(吉忠株式会社)との「初夢対談」。2010年元
 旦号は、【連】代表の濱崎加奈子との対談です!
  伝統を重んじられるお二人が伝統文化の未来について語りあっておられます。
  伝統文化は失われていってしまうのか、古いものは古いままでいてよいのか。お二人は、
 伝統文化の未来をどう見られているのか。是非ご覧下さい!!
 

 ○伝統文化についての対談をご覧下さい!

  元旦付けの朝日新聞京都版に、伝統文化の次代を担う若い方々が行った対談が掲載され
 ております! 伝統文化の現在と未来について語り合う内容になっており、【連】代表の
 濱崎加奈子が協力しています。是非ご覧下さい!!

  
 ○伝統文化の復興と継承を考える-平安文化「今様」は甦るか-

  1月23日に、同志社女子大学にて今様についての講演会が開催されることになりまし
 た!
  月1回、今様・白拍子教室のメンバーが行う勉強会で教えてくださっている朧谷先生、
 同志社大学教授の植木朝子先生を講師にむかえ、消え行く伝統文化に対する解決策と、現
 代に生きる伝統文化をどのように継承してゆくのか、という問題を考えます。
  このイベントは【連】大学生メンバーの杉浜が企画したもので、パネルディスカッショ
 ンには【連】の太田、濱崎も参加し、伝統文化の復興などについて討議されます。
  どなたでもお聞きいただけますので、ぜひお越しください!

 日程:1月23日(土)
 時間:13時30分~16時50分
 場所:同志社女子大学 今出川キャンパス 純正館地下1階S013教室
    (京都市上京区今出川通寺町西入)
 費用:無料(申込不要)

  講演「後白河院の周辺」 朧谷壽(同志社女子大学名誉教授)
  講演「『梁塵秘抄』と今様」 植木朝子(同志社大学教授)
  実演「今様合と白拍子舞」 出演 日本今様謌舞楽会
  パネルディスカッション 「今様は現代に甦るか」
  パネリスト:朧谷壽、植木朝子、石原さつき(日本今様謌舞楽会代表)、太田達(京都
        女子大学非常勤講師)、濱崎加奈子(伝統文化プロデュース【連】代表)、
        杉浜奈菜(同志社大学文学部生)

  ※この事業は京都府地域力再生プロジェクト支援事業交付金による支援を受けて実施し
   ます。

  主催:「今様」企画実行委員会 代表:杉浜(文学部2年)
  共催:同志社大学今出川校地 学生支援課 嵯峨野学藝倶楽部
 
 コチラから配布チラシをご覧いただけます。
  http://imayou.jp/event.html

 お問合せはコチラ
  TEL:090-3995-4325
  E-mail:imayo2010@yahoo.co.jp 

 ○弘道館での先駆け展覧会

  2月、同館で行われる作品展「北尾博史 森の部品-元土御門(モトツチミカド)の森」
 に先駆け、プレオープンイベントが行われます。
  「北尾博史 森の部品-元土御門(モトツチミカド)の森」とは、アート作品と京菓子
 のコラボレーション・シリーズの第1弾目で、京菓子と北尾博史の彫刻の展覧会です。 
  新年のご挨拶にありましたように、新たな連の活動拠点となる「弘道館」でのイベント
 となります。ぜひ、お越し下さい。

 日程:2010年1月24日(日)、25日(月)
 時間:10時~18時
 費用:無料
 ※会期中呈茶があります。(老松製の菓子と薄茶 1,000円/随時)

 詳しくはコチラ
  弘道館イベントページ:http://kodo-kan.com/event.html

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  新年号特別連載
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  皆様、あけましておめでとうございます。
 嵯峨野文化通信新年号ということで、今回は執筆者の皆様に、正月にちなんだお話をお願
 いたしました。執筆者の方を大変お困りさせてしまいましたが、お正月からとても楽しく
 読んでいただける内容を書いてくださいました! どうぞ、ご覧下さい。
 

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                  (連載)『餅と饅頭-和漢の境まぎらわす事-』
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                   第七回

                                    太田 達

  21歳で即位した村上天皇は、その3年後、関白藤原忠平が他界すると、天皇親政を行
 い、ひたすら、国家の安寧と社会の安定の為の善政を為した。これを、醍醐天皇の御代と
 ともに「延喜、天暦の聖代」と呼ばれ、後代南朝の後醍醐、後村上帝の憧憬の時代とされ
 た。第62代村上天皇(926~967)の日記『天暦御記』に興味深い記事がある。
 「御所の紫宸殿の庭前の右近の橘樹は、秦河勝邸の橘」、渡来人の庭にあるハイカラな樹
 木というイメージを想像してしまう。紫宸殿庭前の対木である、左近の桜は、日本の古来
 種であり、まさに日本そのものと言っても良い訳であるが、実は、この桜はもともと、舶
 来樹の梅であり、第54代仁明天皇の御代(833~850)に桜に替えられたと伝えら
 れている。これには、幾つか異説があり、嵯峨、淳和の両上皇の死とともに、「承和の変」
 により、臣下初の太政大臣となった藤原良房の権力の転換を意味する為であるとか、国風
 のシンボルであるとか、また、有名な村上帝の鶯宿梅の逸話によるものであるとか、様々
 に語られるが、確かなのは、幾度かの火災などを経ても右近の橘は不変であった事である。
  家持の「時じくの 香の菓実」の長歌の続きはこのように詠われている。

   み雪降る 冬に至れば   霜置けども その葉も枯れず
   常磐なす いやさかばえに 然れこそ 神の御代より
   宣しなへ この橘を    時じくの 香の菓実と
   名付けけらしも 

 (雪の降る冬ともなると、霜は置くけれども、その葉も枯れないで、いつまでも変わるこ
 とののない岩のように、栄え輝く。だからこそ、遥か神代からまことにふさわしく、この
 橘を「時じくの香ぐの菓実」つまり「時ならず香りのよい果実」と名付けたのであろうよ。)

  この橘の永遠なる生命に繋がる古代よりの考えは、「万葉」の時代、「延喜、天暦」の
 時代から1000年以上を経ても多くの日本人の正月の飾りの中に「葉」「橙」として今
 も伝えられ、これから先も変わらずに伝え続けられる事であろう。  

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                          (連載)『ニッポン城郭物語』
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             ─第四十七幕─  ~正月と城の話~ 

                                   梅原 和久

  この連載はいつも何の制限もなく、その時に書きたいことを書かせてもらっているのだ
 が、正月号だけは別である。編集長から、何かしら正月にちなんだことを、という指示が
 出ているためだ。私の連載は単なる城にまつわる四方山話なので、そもそも季節ネタとは
 縁がなく、こういうお題を出されると途端に手が止まってしまう。
  そういや過去の正月号には何を書いたっけ?と振り返ってみれば、名古屋城の金鯱のこ
 とや帰雲城の埋蔵金伝説のような、結局正月とは何の関係もないことを書いていた。何と
 なくめでたい感じのする話、として。

タイトルは書いてみたものの、やはり何も浮かばない。試しにネットで「正月 城」と
 入力して検索してみた。すると、「「歴女」のあこがれ丸亀城、正月も開城します」とい
 う記事が引っかかった。そう、昨年は戦国武将や城などにハマることが一つのファッショ
 ンのように取り上げられた年だった。少し前までは「城が好き」などと言えば、「ジジく
 さい趣味」と一蹴されてたのが、今ではコンビニでも城のガイドが買える時代である。
  ただ、昔からマニアックな世界に居る者としては、こんなニッチな分野が本当にメジャ
 ーになるのか、なっていいのか、というような複雑な気持ちはある。「他人とは違う趣味
 を持ちたい」という人が増えているのだろうと推測はつくのだが。
  
  ともあれ、昨今の城を取り巻く情勢は過去に例がないほど良い。城目当ての観光客が増
 え、これまでほとんど顧みられなかった城跡なども、地元の観光資源として活用する機運
 が各地で高まっているためだ。ただ、だからこそ言っておきたい。先月宮津城を例に取り
 上げたような、城の雰囲気を復元すると称した安易な開発は、本物の遺構を破壊したり、
 架空の建造物のせいで誤ったイメージを与えてしまう危険をはらんでいるということを。

  予想通りタイトルとは全く関係のない話になってしまったが、今年もこのメルマガでは
 京都を中心としつつも全国の城にまつわる話を紹介していきたい。そして今年は、ただ評
 論家風に紹介するだけでなく、残された本物の遺構の保存や文化財指定に向けた何らかの
 動きを、私自身がしてみたいと思っている。

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                     (連載)『やまとのくには言の葉のくに』
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                  第五十七首

                                   田口 稔恵

  風を捉へ たこをあげ
  志いや高く行き
  雲に呼ぶ
  新しき年の始めに

  地(つち)を蹴り こままはす
  その命 力あり
  圧倒す巷の塵を
  新しき年のはじめに

  天地に子らは挑み
  わらべらのよき遊(あそび)
  見てあれば我を励ます
  あたらしき年のはじめに

  (佐藤春夫「新しき年の始めに」『抒情新集』)

  三連より成るこの詩は、第一連が「風」、第二連が「地」そして第三連が「天地」から
 始まる。天と地のはざまを舞台に、いきいきと躍動するのは子どもたち。天・地・人の構
 成は、初春の高い空、のびやかな雰囲気をよく表現している。
 
  「志いや高く」「その命 力あり 圧倒す 巷の塵を」「わらべらのよき遊」と、子ら
 のもつ生命力とその神性を高らかに歌い上げる調子は、まさに一年の繁栄を祈るべき新年
 の言祝ぎに相応しい。 

  「いや」は「いよいよ、ますます」の意味。八坂の語源でもある「弥栄」は「いやさか」
 と発音され、「ますますの繁栄」を意味していた。

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 [嵯峨野学藝倶楽部] 2010年開講講座の日程一覧
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  去年一年、多くの方とともに伝統文化を遊びながら学ぶことができました。今年もどう
 ぞよろしくお願いいたします。お近くにお住まいで、嵯峨野学藝倶楽部に興味のある方は
 ぜひ一度三壷庵をのぞいてみてください!
  今年半期の日程が決まりましたので、お知らせいたします。

 ※講師、時間、費用などは以下「[嵯峨野学藝倶楽部]1月開講講座のお知らせ」をご覧
  ください。

 「茶道教室水曜コース」    「茶道教室土曜コース」
 1月27日          1月9日、 16日
 2月10日、24日      2月6日、 13日、20日
 3月 3日、17日      3月6日、 13日、27日
 4月 7日、21日      4月3日、 10日、17日
 5月12日、26日      5月15日、22日、29日
 6月 9日、23日      6月5日、 12日、19日

 「京文化を語ろう」
 1月16日 テーマ:「宗教から京都を考える~八坂~」
 2月13日     「宗教から京都を考える~北野~」
 3月13日     「宗教から京都を考える~稲荷~」
 4月10日     「宗教から京都を考える~賀茂~」
 5月 8日     「宗教から京都を考える~八幡~」
 6月12日     「宗教から京都を考える~愛宕~」

 「京都歴史講座」
 1月17日 テーマ:「再び幕末碑が建ったー「明治百年」と京都市観光課の建碑」
 2月14日     「龍馬の妻お龍の宅跡碑も建つはずだった
                         ー京都市教育会の幻の建碑計画」
 3月21日     「京都の実業家たちも史蹟碑を建てていたー京都史蹟会の建碑」
 4月18日     「平安京顕彰ことはじめー角田文衛と古代学協会の建碑」
 5月16日     「ついに成った!平安宮内裏跡への顕彰
                  ー全京都建設共同組合の記念事業と源氏千年紀」
 6月20日     「鎌倉幕府の史蹟顕彰ー鎌倉青年団による約80の石碑」

 「今様・白拍子教室」    「うたことば研究会」
 1月 9日、16日     1月16日
 2月13日、27日     2月27日
 3月13日、27日     3月27日
 4月 3日、24日     4月24日
 5月 8日、22日     5月22日
 6月12日、26日     6月26日

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 ◆[嵯峨野学藝倶楽部] 1月開講講座のお知らせ ◆
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 詳しくは、http://www.ren-produce.com/sagano/club/をご覧下さい。

 ★「今様・白拍子教室」
  日程:1月9日、16日(いずれも、土)
  時間:13時~14時(60分)
  講師:石原 さつき
  ※見学/体験も、随時受付けています。
   性別・年齢・経験は問いません。

 ★「うたことば研究会」
  日程:1月16日(土)
  時間:10時~11時(60分)
  監修:田口 稔恵
  ※資料代等が必要です。詳細はお問合せ下さい。

 ★「茶道教室(土曜日コース)」
  日程:1月9日、16日(いずれも、土)
  時間:15時~20時(ご都合の良い時間にお越し下さい)
  講師:西村 宗靖・太田 宗達
  ※見学/体験も、随時受付けています

 ★「茶道教室(水曜日コース)」
  日程:1月27日(水)
  時間:13時~18時(ご都合の良い時間にお越し下さい)
  講師:西村 宗靖・太田 宗達
  ※見学/体験も、随時受付けています。

 ★「京文化を語ろう」
  日程:1月16日(土)
  時間:11時~12時30分(90分)
  講師:太田 達
  テーマ:「宗教から京都を考える~八坂~」
  参加費:1回1,000円(茶菓子付)
  ※1回のみの参加も、随時受付けています。

 ★「京都歴史講座」
  日程:1月17日(日)
  時間:11時~12時30分(90分)
  講師:中村 武生
  テーマ:「再び幕末碑が建ったー「明治百年」と京都市観光課の建碑」
  参加費:1回 1,000円 (茶菓子付)
  ※1回のみの参加も、随時受付けています。

 ●URL
  http://www.ren-produce.com/sagano/club/

 お問合せ・お申込みはコチラまで→ sagano@ren-produce.com

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  皆さん、お正月をどうお過ごしでしょうか?
  近年、着物が流行ってきているようですので、着物で過ごされる方もいらっしゃるかも
 しれないですね♪ 
  以前、他県から京都に来ている友達に「京都やから、着物を着ていても違和感がないん
 だね」と言われ、そうだろうか? と疑問に思ったことがあります。京都といってもビル
 も多いし、圧倒的に洋服を着た人の方が多くいます。その中でも、やはり京都で着物が浮
 かないのは、京都が持つ独特の趣があるからなのでしょう。
  今年も、京都の奥深さに触れていける1年にしたいです。

  本年も、嵯峨野文化通信をどうぞよろしくお願いいたします。
                                  (きしもと)

     [次回は、1月15日(金)に配信予定です!次回もお楽しみに。]

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多くの方に有斐斎弘道館の活動を知っていただきたく思っております。
記事が面白かったら是非、シェアいただけると幸いです。