【弘道館サポート隊レポート】嵐山能奉納~謡で舟遊び~

 

今回は、ちゃかぽん(詳しくは前回の説明をご覧ください)の「ぽん(お能の鼓の音)」
…弘道館謡曲部についてレポートします。

弘道館謡曲部は毎月1回、能楽師の先生に来て頂き、

私の様な初心者でも「謡」を楽しむことのできる素敵な会です。

(前回の椿さんのレポートをご覧くださいね)

さて、弘道館から場所を移して、新緑が目にまぶしい嵐山。

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(屋形船にて奉納中の様子を、館長の濱崎さんが岸から撮影して下さいました。)

ここのところ取り組んできた、嵐山を舞台にした「能 嵐山」を

子守の神・勝手の神・蔵王権現にいよいよご奉納です。

桜が満開の嵐山を舞台にしたお能ですが、青嵐もまた良し。

今回は趣向を変えて、屋形船からの奉納です。

そして、何より嬉しいことに、いつもお世話になっている

林宗一郎先生と樹下千慧先生にもご一緒して頂けました。

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渡月橋近くの舟乗り場から出発。

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大堰川堰を貸切状態。なんて贅沢なんでしょう。

ほとんどお公家さんの舟遊び気分です。

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ベテランの船頭さん、色々説明をしてくれて、難所もスイスイ。

そして、棹捌きが謡の調子に合っていた、と思うのは私だけ?

舟を大堰川の上流にすすめ、小倉山を望むところで、1回目のご奉納。

野外で謡うのはなんて気持ちが良いんだろう!

そして、その能の舞台である場所で謡を謡う。

舞台でお能を拝見する楽しみとは、また違った良さがあります。

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2回目のご奉納、1回目よりもさらに皆の声が伸びやかに水面に響きます。

おもわずアオサギも聞き惚れるほど!?

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花の後はお楽しみの団子…「老松」さんのご厚意で、嵐山店の2階をお借りして、お弁当タイム。

お弁当といっても、ただのお弁当じゃありません。さすが弘道館謡曲部!

先生方が舞台本番の前に召し上がる仕出し屋さんからのお取り寄せでした。

これまでの奉納の映像を拝見しながら、お食事後には、老松さんのお干菓子とお薄まで美味しく頂き、

本当に至福の1日でした。

林先生、樹下先生、そして事前から当日の準備までして下さったスタッフの方々、

本当にありがとうございました。

                         弘道館サポート隊 青苔 

 

多くの方に有斐斎弘道館の活動を知っていただきたく思っております。
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