有斐斎弘道館2021年6月のまとめ(ハイライト)

6月は京菓子専門講座、初!の課外講座を開催し、「門前菓子」をフィールドワークを通して体感しようということで「やわた走井餅老舗」さんを訪問しました。
7月23日(金)からは2021年後期の京菓子講座が始まりますので
ぜひお申込みをお待ちしております!!
https://kodo-kan.com/classes/onlinekyogashi13/

 

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7月の予定一覧

 

◆6月12日(土)オンライン講座
《信仰から見る京都2021〜西国三十三所巡〜》

今月巡ったのは「粉河寺と穴太寺」です。
『穴太寺観音縁起絵巻』に描かれた穴太寺の観音さまは、仏師「感世」の身代わりとなった「身代わりの観音さま」だそうです。
善峯寺から険しい山を越えて、たくさんの巡礼者が丹波の国の穴太寺に目指した理由は、この観音さまにあるのではないでしょうか。
枕草子にも登場する粉河寺。
鎌倉時代に最盛期を迎え、境内に沢山貼られた納札の数からも人気だったことがわかるそう!
秘仏の千手観音様は御開帳されていませんが、観音様の化身とされる童男大士像が年一回(12/18)に拝観できるそうです。
講師の太田は、粉河寺周辺の妹背山、龍門山、葛城館も見に行ってほしいと話していました。
次回は「施福寺」と「三室戸寺」を巡ります。
▼申込み
▼日時
7月10日(土)11時〜12時30分
▼参加費
2000円
▼講師
太田 達(有斐斎弘道館 理事)
松枝 しげ美(京都観光文化を考える会・都草 副理事長)

詳細ページへ

◆6月20日(日)オンライン講座《日本の祭と神賑》

祭りを分析する視点について、①静かに神輿を引く場面、②賑やかに神輿を担ぐ場面は、祭りの見え方が違います。
ですが、森田先生が考えらる「神事」と「神賑」という視点で祭りを見ると①、②どちらも祭りの中で、同じ役割を果たしているそうです。
どういうことかというと、、、
↓講座内容の詳細はこちらをご覧ください!
次回は「だんじり」をテーマにお話しいただきます!
▼日時
8月22日(日)11時〜12時半
▼テーマ
「だんじりーダンジリの語源とルーツに迫るー」
▼参加費
2000円
▼講師
森田玲(篠笛 玲月流初代 篠笛奏者)
▼申込

◆6月25日(金)オンライン講座《京菓子専門講座》

京菓子専門講座、初!の課外講座を開催いたしました。
2021年前期のテーマは「京菓子の側面をみる」ということで「門前菓子」や「街道菓子」について勉強してきました。
その最終講座として「門前菓子」をフィールドワークを通して体感しようということで「やわた走井餅老舗」さんを訪問しました。
午前中は松花堂庭園を巡り、お昼は吉兆で松花堂弁当を食べ、午後からは石清水八幡宮へ。
途中高良社にも立ち寄り、京菓子展2021のテーマとなっている徒然草の世界も体感しました!
石清水八幡宮の社殿へも参拝させていただき、最後は走井餅さんへ。
石清水八幡宮の社僧で茶人でもあった松花堂昭乗。
昭乗が使っていた絵具箱からヒントを得た松花堂弁当。
小堀遠州が昭乗のために作った空中茶室「閑雲軒」。
「閑雲軒」があった石清水八幡宮。
石清水八幡宮の門前のやわた走井餅老舗。
机上での学びを現地で体感することで、知識の点と点がが結びつき、学ぶ楽しさを再認識した講座でした。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
しばらくオンライン配信の状況が続きますが、皆さんと一緒に歴史や文化を体験する機会を今後も作っていきたいと思っております。
後期も7月23日から京菓子講座を開催いたします!

◆《弘道館の日常》

<6月7日(月)>
裏庭の泰山木(タイサンボク)の花が咲きました。
マンションの5階ほど!の高さの木で、上の方の花を確認するのが難しいくらいです。
床の間にも飾ってみました。

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多くの方に有斐斎弘道館の活動を知っていただきたく思っております。
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