本日の有斐斎弘道館(節気:夏至)

*本日、弘道館は内部清掃のため開館しておりません。

本日、6月21日は、二十四節気の夏至(げし)です。
節気の中でも有名な夏至は、太陽が最も高くなる1日ですね。

本日は夜まで、お天気があまりよくないので、
みなさまお足元には十分にお気をつけくださいませ。

さて、夏至については、
すでに多く語られるところなので、
少し違った視点でお届けしたいと思います。

*以降は、個人的な想像なので、
「へ〜」「ふーん」と思っていただけると幸いです。

1年12ヶ月の周期で、夏至と対になるのが冬至です。

そこで、(1) 夏至→冬至、(2) 冬至→夏至のように2つの期間を区切ってみると、
(北半球の話です!)

(1) 夏至→冬至
夏至から冬至までの期間は、
南中高度(※)がだんだんと低くなり、日照時間が短くなっていく期間。
月の満ち欠けで例えると満月から新月に向かうような期間で、
太陽のパワーがだんだんと小さくなっていくと言えるかもしれません。

※南中高度:太陽が真南に位置し、もっとも高く上がった時の太陽と地平線の角度。

(2) 冬至→夏至
一方、冬至から夏至までの期間は、
太陽がどんどん高くなり、日照時間が長くなっていく期間。
月の満ち欠けで例えると新月から満月に向かうような期間で、
太陽のパワーがどんどんと大きくなっていくと言えるかも。

で。

ここで突然ですが、
太古の人々、神話を信じていた人々に想いをはせると、、
「夏至は太陽の死や太陽の衰退が始まる日」と感じたかもしれません。
だとすると、夏至はとても神聖な日だったかも、と。

夏至と冬至。まだまだ妄想や想像を広げられそうです!

太陽パワーが小さくなる…と書きましたが、
現実には、京都はこれから暑ーい夏がやってきて、
たくさんのお祭りが行われます。

ぜひ、京都に、弘道館に来て、
日本文化を感じてくださいませ。

文責:亀田

多くの方に有斐斎弘道館の活動を知っていただきたく思っております。
記事が面白かったら是非、シェアいただけると幸いです。