嵯峨野文化通信 第249号

伝統文化プロデュース 【連】メールマガジン   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)_________

  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)   [嵯峨野文化通信] 第249号
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 伝統文化プロデュース【連】は
 日本の伝統文化にこめられた知恵と美意識について
 遊びながら学び、広めていく活動をしている団体です

     嵯峨野文化通信は、伝統文化を「遊ぶ」ためのヒントを発信します

              毎月1日・15日(月2回)

                   ■VOL:249(2016/7/3)

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                 ■□■もくじ■□■
  ■【連】からのお知らせ ——- 「祇園会の茶」へのお誘い
                  弘道館講座のご案内
   講座「皆川淇園を読む」のお知らせ
                「能あそび」のご案内
  ■(連載)『ニッポン城郭物語』——————– 第百二十二回
  ■[嵯峨野学藝倶楽部]7月開講講座のお知らせ

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              □■【連】からのお知らせ■□

  ■「祇園会の茶」へのお誘い
 
  7月まであとすこし、もうすぐ京都は祇園囃子に染まります。愉しみと梅雨の暑
 さが入り交じるこの季節の京都は、活気に溢れているように思います。
  前祭山鉾建や神興洗が行われる10日に、弘道館では恒例の祇園祭をテーマにし
 たお茶会を開催します。祇園祭巡りとともに、弘道館でお茶はいかがですか。
  ご参加をお待ちしております!  

 日 程:7月10日(日)
 時 間:11時、13時
 場 所:有斐斎弘道館
 参加費:3,000円

 詳しくはコチラ
 http://kodo-kan.com/chaji/

 お問い合わせ、お申込はコチラ
 TEL :075ー441ー6662
 MAIL:tea@kodo-kan.com

 ■弘道館講座のご案内

 京文化教養講座1「信仰からみる京都」

 日 程:7月9日(土)
 時 間:11時〜12時30分
 講 師:太田 達(立命館大学非常勤講師)
 テーマ:「山科・京の縮図」
 場 所:有斐斎弘道館
 参加費:2,000円(生菓子、抹茶付)

 京文化教養講座2「茶の湯の文化を識る」

 日 程:7月26日(火)
 時 間:13時〜14時30分
 講 師:太田 宗達(立命館大学非常勤講師)
 テーマ:「信長の茶」
 場 所:有斐斎弘道館
 参加費:2,000円(生菓子、抹茶付)

 詳しくはコチラ
http://kodo-kan.com/classes/

 お問い合わせ、お申込はコチラ
 TEL :075ー441ー6662
 MAIL:tea@kodo-kan.com
 

 ■講座「皆川淇園を読む」のお知らせ

  このたび、近世京都学会との共催で、皆川淇園についての勉強会を開催いたします。
  第1回目シリーズは、平戸藩主松浦静山の撰文である「皆川弘道先生墓表」について、
 少人数でわかりやすく学んでいきたいと思います。
  どうぞお気軽にご参加ください。
 
 日 程:7月17日(日)
     9月18日(日)
 時 間:14時〜16時
 講 師:松田 清(京都大学名誉教授)
 場 所:有斐斎弘道館
 参加費:2,000円

 詳しくはコチラ
 http://kodo-kan.com/classes/淇園を読む/

 お問い合わせ、お申込はコチラ
 TEL :075ー441ー6662
 MAIL:tea@kodo-kan.com

 ■「能あそび」のご案内

  江戸時代の学問所址である有斐斎弘道館では、これまで、江戸時代の京の人々の
 教養のひとつであった〈能〉の世界について、能を楽しみながら理解を深めていく
 べく、講座「能あそび」を展開してまいりました。
  そして今年は、能の舞台をなす上で書かす事のできない、装束や面など、能を支
 える技術とその伝承について探ってみたいと思います。
  7月は「装束」について学びます。ぜひご参加ください。
 
 日 程:7月22日(金)
 時 間:18時30分〜20時(18時より呈茶)
 講 師:林宗一郎(観世流能楽師)
 ゲスト:佐々木洋次(佐々木能衣装 四代)、筒井謙丞(佐々木能衣装)
 場 所:有斐斎弘道館
 参加費:各回3,000円(茶菓子込)

 詳しくはコチラ
 http://kodo-kan.com/classes/nouasobi/

 お問い合わせ、お申込はコチラ
 TEL :075ー441ー6662
 MAIL:kouza@kodo-kan.com

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               ■『ニッポン城郭物語』■

                ー第百二十二回ー
                                梅原 和久

「二条城の価値を活かし未来を創造する会」についての続報。5月末の第一回会
 合を受けて、二条城の魅力を向上するための取組が動き始めた。濱崎委員を通じて
 私もその活動に関わらせてもらい、二条城管理事務所長以下、市の担当者に改善策
 等の私案を説明する機会にも恵まれた。

  二条城の持つ歴史と文化財としての価値からすれば、いまの展示方法や観覧ルー
 トは、その魅力の10分の1も伝えきれていないと思っている。文化財であっても
 何の説明もなかったり、あっても建物名が書いてあるだけだったり。深く知りたい
 と思う人に対するケアもほぼない。外国語表記も不十分。また、周辺にある、京都
 所司代や奉行所の跡地などの江戸時代の史跡も、ほとんど顧みられることはない。

  今回作成した提案では、説明板の改善や周辺の見所の紹介など、すぐに対応可能
 なものから、10年後の寛永行幸400年を見据えた長期的な取組までを説明した
 のだが、どの提案も非常に好意的に受け止めてもらえ、実現可能性は高そうだ。

  何といっても、二条城が新しい試みをする際に、声をかけてもらえる関係が築け
 たことが、私にとっては大変な収穫であった。

  これを機に、二条城の歴史と無関係なく、単に観光客を多く集めるためだけの取
 組に陥ることなく、この城が本来持つ魅力を正確に発信することによって人を集め、
 リピーターを増やすような取組を、二条城管理事務所の方々とともに考えていきた
 い。

 (※)今後の魅力発信に活用するために、早速行われた新たな取組の一つ。
   二条城の四季、将軍の目線で ドローンでPRビデオ撮影(京都新聞)
  http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20160628000046

 
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        □■[嵯峨野学藝倶楽部] 7月開講講座のお知らせ■□

   詳しくはhttp://www.ren-produce.com/sagano/club/ をご覧ください。

 ■「茶道教室(水曜日 コース)」
  日 程:7月6日(水)、13日(水)、28日(木)
  時 間:9時~15時(ご都合の良い時間にお越しください)
  講 師:西村 宗靖・太田 宗達
  場 所:嵯峨野三壷庵
  ※見学/体験も、随時受付けています。

 ■「茶道教室(土、日曜日 コース)」
  日 程:7月17日(日)、30日(土)、31日(日)
  時 間:9時~18時(ご都合の良い時間にお越しください)
  講 師:西村 宗靖・太田 宗達
  場 所:嵯峨野三壷庵
  ※見学/体験も、随時受付けています。

 ■「うたことば研究会」

  ただいま休講中です。
  再開日が決定次第お知らせいたします。

  URL:http://www.ren-produce.com/sagano/club/

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                ■□■ひとこと■□■
        
    昨日あたりから、「梅雨」を感じることのできる気候となっていますね。
    涼をとる手段で頭がいっぱいです。   

     [次回は、7月15日(金)に配信予定です!次回もお楽しみに。]

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多くの方に有斐斎弘道館の活動を知っていただきたく思っております。
記事が面白かったら是非、シェアいただけると幸いです。