嵯峨野文化通信 第107号

 伝統文化プロデュース【連】メールマガジン

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  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)     [嵯峨野文化通信] 第107号
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 伝統文化プロデュース【連】は
 日本の伝統文化にこめられた知恵と美意識について
 遊びながら学び、広めていく活動をしている団体です

         
          嵯峨野文化通信は、伝統文化を「遊ぶ」ためのヒントを発信します

                毎月1日・15日(月2回)
 
                     ■VOL:107(2010/7/19)
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                ■□■もくじ■□■

  ■【連】からのお知らせ ———————- 弘道館の乞巧奠
                         京都創生シンポジウムのお知らせ
                         講演「銘で味わう京菓子」
                         鶴岡八幡宮今様奉納ツアー
                         弘道館 暁天茶会
  ■    『餅と饅頭ー和漢の境まぎらわす事ー』—— 第二十回
  ■    『源氏が食べるー平安文学に描かれる食ー』– 第八回
  ■    『ちょっとここらで 一休み』————– 第七回
  ■    『北野の芸能と茶屋』———————- 第十一回
  ■    『やまとのくには言の葉のくに』———— 第七十一首
  ■[嵯峨野学藝倶楽部]7月開講講座のお知らせ

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             □■【連】からのお知らせ■□

 □弘道館の乞巧奠

  15日より講道館にて開催中の展覧会「拝啓 織姫さま 彦星」のご案内です。
  連日、大勢の方々にお越しいただき、ありがとうございます。
  【連】では、陶板画家の河原尚子さん、インテリアデザイナーの玉井恵里子さんとコラ
 ボして、七夕を演出しております。
  もし、織姫と彦星が未来の若者だったら・・?
  誰もが知っている物語と違った恋のモノガタリを、素敵な器とお茶で感じてみませんか。
  弘道館にてお待ちしています。

  弘道館の乞巧奠「拝啓 織姫さま 彦星」
  日程:7月15日(木)~25日(日)
  時間:平日    15時~21時
     土・日・祝 12時~19時(最終日は16時までです)
   ※24日(土)のみ、18時~21時です。
  場所:弘道館(京都市上京区上長者町通新町東入)
  費用:入場無料
   ※連日、呈茶(抹茶と生菓子)や老松特製アイスクリームなどお楽しみいただけます。
    また、夕暮れからはお酒も楽しめます。
               (ビール・お酒 等 1杯1,000円〔入場料含む〕)

   イベント特設HPはコチラ
   http://www.springshow.jp/kikkouten/index.html

 □京都創生シンポジウムのお知らせ

  京都の伝統や文化を見つめなおし、京都再生の方策を考える「京都創生推進フォーラム」
 が、シンポジウムを開催します!
  テーマは「創造空間・京都の魅力と発信」です。
  パネルディスカッションに【連】の濱崎加奈子、太田達が出演しますので、ぜひ足をお
 運びください。

  日程:7月22日(木)
  時間:14時~16時30分(予定)
  場所:京都コンサートホール〔アンサンブルホールムラタ〕(京都府京都市左京区下鴨
     半木町1-26)
  費用:無料
  内容:オープニング演奏    沓野勢津子(マリンバ奏者)
     あいさつ        立石義雄(京都創生推進フォーラム代表・京都商工会
                      議所会頭)
                 門川大作(京都市長)
     パネルディスカッション「創造空間・京都の魅力と発信」
                 太田達
                 喜多俊之(プロダクトデザイナー)
                 竹内佐和子(京都大学工学研究科教授)
                 濱崎加奈子

  お申込み・お問合せはコチラ
   京都いつでもコール 
   電話:075-661-3755
   http://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/page/0000012821.html

 □講演「銘で味わう京菓子」

  京都商工会議所主催のビジネススクール「京都の知恵講座」に、濱崎加奈子が講演いた
 します。京菓子の「銘」を中心に、京菓子をめぐる、さまざまなお話があります。
  京菓子が好きな方、京都が好きな方、ぜひ、御公聴ください!

  京都の甘味文化塾 第3回
  「銘で味わう京菓子」

  日時:7月28日(水) 14時〜16時
  場所:福寿園京都本店(下京区四条通富小路角)
  費用:4,800円(京都商工会議所会員は3.800円)

 お申込み・お問合せはコチラ
  京都商工会議所人材開発センター
  電話:075-212-6446
  FAX :075-222-2612

 京都商工会議所人材開発センター(講演会詳細ページ) 
  http://www.kyo.or.jp/jinzai/2010/07/3_1.html

 □鶴岡八幡宮今様奉納ツアー

  日本今様謌舞楽会護持会主催のツアーの詳細が決まりましたので、お知らせいたします。
  今回のツアーでは、源義経の愛妾・静御前が源頼朝の命により、舞を舞ったとされる鶴
 岡八幡宮において開催される「ぼんぼり祭り」で今様を奉納いたします!
  古都・鎌倉の景色・美味を堪能してみませんか?
  日本今様謌舞楽会家元も同行いたします!

  日程:8月8日(日)~9日(月)
  行程:8日 8時 京都駅新幹線改札口集合、出発(新幹線にて移動)
       11時 鶴岡着 昼食・奉納打ち合わせなど
       17時 ぼんぼり祭りにて奉納(横浜泊)
     9日午前中 鎌倉散策(円覚寺、建長寺など)
       18時 京都駅着、解散(予定)
  費用:護持会会員 1万5千円(予定)
       非会員 1万8千円(予定)
     ※宿泊費、奉納料込みです。ただし、食事代、交通費は別途となります。
      往復の新幹線のチケットは事前にお買い求めください。
  定員:30名(先着順となります)

  お申込み・お問合せはコチラ
   電話・FAX:075-871-3205
   メール  :imayou@ren-produce.com(担当:岸本)

  ※7月25日までにお申込みください。代金の振込方法、旅程の詳細につきましては、
   お申込み後にお知らせいたします。

 □弘道館 暁天茶会

  京都では、夏にいろいろなお寺で暁天講座が行われ、ありがたい説法と粥が振舞われま
 す。
  弘道館で、お茶と粥をいただきながら夏の朝焼けを楽しみませんか?
  きっと、とても清々しい夏が過ごせるはず。ぜひ、ご参加ください。

  日時:8月22日(日)午前6時30分
  費用:3,000円 ※要申込・先着順

  お申込み・お問合せはコチラ
   メール:info@kodo-kan.com

  弘道館HPはコチラ
   http://kodo-kan.com/event.html

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            ■『餅と饅頭ー和漢の境まぎらわす事ー』■

                    第二十回

                                    太田 達

  「シトギ団子」という名称が、青森や岩手県の一部、また、仏的な物として、春のお釈
 迦様の日に、長野県や新潟などの中部地方には残っている。そして、遣唐使がもたらし、
 律令政府の儀礼時、王朝時代まで供されていた「唐菓子(からくだもの)」も、権門社寺
 の祭礼にその姿をとどめている。賀茂祭、北野祭、春日祭などの神饌である。

  賀茂御祖神社(下鴨神社)の境内にある大炊殿においては、葵祭のブトの調製がおこな
 われた。ブトとは、半円形の揚げドーナツのようなものである。現在、奈良の春日社の茶
 店において、食べることができる。この下鴨さんの葵祭の神饌は、先述の大炊殿に展示さ
 れている。本朝の宴席の進行通りに、初献、二献、三献とそれぞれ酒のあてとしての神供
 が饗される、その初献の供えが「唐菓子」である。二献目は、魚などの生饌。そして、最
 後の三献目が、本来の日本古来といえる、州浜(豆の粉)、おこし(原文は、漢字=[米
 巨][米女]/米粉と飴で作られる)が供される。特に飴は、紀記の神武東征のクライマ
 ックッスで重要なキャストとして、登場するほど、日本では、貴重な甘味とされてきた。

  さて、この、進献の順序のおもしろさに気づかれたであろうか。国内産品より、舶来品
 の方が、先にきている。神饌の常套として、ハレのものが、ケのものより先にくるケース
 が多いと考えられる事をもとにみてみると、日本人は昔から、舶来のハイカラさんが大好
 きであったのではと思わしてくれる。

  しかし、よくよく考えると、「舶来」や「ハイカラ」という言葉を久しぶりに使った気
 がする。両語とも、もはや死語になってしまったのかもしれない。

           ■『源氏が食べるー平安文学に描かれる食ー』■

                    第八回

                                  荻田 みどり

  前回は、「夫婦」となる証明として、源氏が食事する場面を捉えた。今回は、食事がう
 ちとけた雰囲気を表すだけでなく、史実の婚姻儀礼としても食が交わされることに注目し
 たい。

  平安時代の結婚は通常、女の邸に男が通う妻問婚である。3日通い、ようやく婿として
 認められる。その3日目の夜に供されるのが「三日夜餅(みかよのもちい)」である。平
 安時代に書かれた儀礼書『江家次第(ごうけしだい)』によると、小さな餅を盛った銀盤
 3枚、鶴などの装飾が為された銀の箸台、銀と木の箸を、紫檀地に螺鈿を施した箱の蓋に
 載せて差し出している。
  『落窪物語』の左近少将と落窪君との三日夜餅では、少将が侍女のあこぎに食べ方の作
 法を尋ねている。

 「餅にこそあめれ。食ふやうありとか。いかがする。」
  とのたまへば、あこぎ、 〈中略〉
 「切らで三つとこそは」
  と申せば、
 「まさなくぞあなる。女はいくつか」
  との給へば、
 「それは御心にこそは」とて笑ふ。

  あこぎは噛み切らずに餅3枚を食べるよう、侍女は少将に勧めている。「女君はいくつ
 食べるか」との問いには「好きなだけ」と答える。少将が作法通り3つ食べたのに対し、
 落窪君は恥ずかしがって食べない。高群逸枝氏は「女家の餅を男に食わせて、男を女家の
 一員とするマジナヒの儀式である。」(『日本婚姻史』至文堂、1963年)と述べる。
 女君が食べる食べないはどちらでもよく、新郎である少将が食べることが重要だったよう
 だ。

  前回の明石の君についてもう一度述べると、源氏が明石にいたときに明石の君との食事
 場面、ましてや「三日夜餅」は描かれなかった。明石の君との食事場面は薄雲巻が最初だ
 った。そこで出されたものは、はかなきくだものと強飯(こはいひ)である。強飯は米を
 甑で蒸したものである。蒸す行程は燃料を多く要し、割合煩雑で手間がかかる。神饌の飯
 にも強飯が用いられていた。このような強飯を敢えて供したところに、明石の君が源氏を
 鄭重にもてなす気持ちと、明石で描かれ得なかった、「夫婦」となるための「三日夜餅」
 の儀を再現しようとする意識があったのではないだろうか。源氏もこうした明石の君の思
 いを汲んで、自ら食したといえよう。

             ■『ちょっとここらで 一休み』■

                   第七回

                                   戸谷 太一

  前回は、一休さんが、華叟宗曇(けそうそうどん)という師に巡り合うまで話を進めた
 と思う。
  なんとかして入門を許された一休さんだが、入門してからも苦労は絶えなかった。厳し
 い華叟宗曇の門下でもあるので、その生活はたいへん質素で貧しいものであった。特に、
 宿をお堂の中に取ることができず、近くの漁師の粗末な舟小屋を借りる始末であった。
  しかし、それ以上に一休さんを苦しめたのは、先輩たちからの執拗ないじめであった。
 その様子は、伝記の『一休和尚年譜』には「一人一休さんをねたんだ僧が、偽りを師匠の
 華叟宗曇に言いつけた」だの「食事の世話および参禅のために師匠の華叟宗曇の部屋への
 入室をしようとした一休さんを邪魔した」だの「童子を使って、一休さんが師匠の話を壁
 にへばりついて盗み聞きをしていると嘘の密告をした」といった有様であったらしい。せ
 っかく、苦しい想いをして新たな師匠に巡り合っても、周囲の先輩からのいじめで、参禅
 すらかなわない状況に追いやられたのだ。当時の僧堂ではよくあったことらしいが、一度
 絶望の淵に落ち込んだ一休さんにとって、この仕打ちは酷なものであっただろう。

  しかし、一休さんには救いがあった。それは、他でもない師の華叟宗曇であった。華叟
 宗曇はたいへん厳しく、一休さんをえこひいきする様な事は一切無かったが、それでもこ
 ういったいじめに対しては、一休さんに幾度となく助け舟を出している。密告に対しては
 その者を叱りつけ、またこれ以上いじめが酷くならないよう、一休さんと話をしてわざと
 一休さんを自分のもとから遠ざける様な手配も行ったとされている。華叟宗曇という人間
 は、弟子のことを思いやることの出来る優しい人間だったのだ。ここで、一休さんはよう
 やく自らを守ってくれる父ともいうべき師に出会うことになる。

  今回は、一休さんの兄弟子であり終生のライバルでもある養叟宗為(ようそうそうい)
 の話もする予定であったが、次回以降に譲ろうと思う。最後に、後年、一休さんがこの養
 叟宗為を評して書いた詩を紹介したいと思う。「犬兄」という詩の中の言葉からは、どれ
 程一休さんが養叟宗為を嫌っていたかが分かる。

  化 人 具 三 明 六 通
  犬 兄 仏 法 異 類 中
  禽 獣 境 界 無 人 会
  先 師 頭 面 不 浄 洪

 (仏が現世に現れるとき、仏には三明六通という能力が備わっているというが、犬兄(養
 叟宗為)にはそんな力はもちろん無く、異類異形の輩や獣のための仏法である。けだもの
 の仏法なんて誰も理解しないし、先師(華叟宗曇)の顔に泥を塗る様な最低の行いだ。)

               ■『北野の芸能と茶屋』■

                   第十一回                 

                                   井上 年和
  文永四年(1267)11月8日

 「(前略)右佐参北野、奉幣、今夜五節参入、師卿(藤原経俊)舞姫整其儀云々、(後略)」
 『民経記』

 「五節の舞(ごせちのまい)」とは、大嘗祭や新嘗祭に行われる豊明節会で、4~5人の
 舞姫によって舞われる舞のことである。

  舞姫は、公卿や受領・殿上人の娘や女御が選ばれた。

  新嘗祭の前々日である丑の日の夜に宮中へ参上、「帳台試」と称して常寧殿で、前日の
 寅の日には「御前試」と称して清涼殿で、当日の卯の日には「童女御覧」と称して舞姫に
 付き従う童女を清涼殿で天皇が御覧になっていたようだ。

  文永四年(1267)11月8日は「辛卯」であるので、「童女御覧」の日である。そ
 んな日に、北野で奉幣とは藤原経光も忙しい人である。

  夜には藤原経俊が貢上する五節の舞姫鑑賞であるが、その心境は如何なものであったろ
 う・・・

             ■『やまとのくには言の葉のくに』■

                   第七十一首                 

                                   田口 稔恵

  吉野山嶺の白雪踏み分けて 入りにし人の跡ぞ恋しき
  (『義経記』巻六)

 (吉野山の嶺の白雪を踏み分けて、山中深く入ってしまったあの人の跡が恋しいことだ)

  京都では「牛若丸」として名の通る源義経が、兄・頼朝の怒りを買い、奥州平泉の藤原
 氏を頼ることとなる。その道々でのエピソードは伝説化され、多くの芸能に影響を与えた。
 義経と、彼に関わる人物を描いた演目は枚挙にいとまがない。

  吉野山における義経と愛妾・静御前との別れの場面は、とりわけ人々に愛されてきた。
 その後の静の余生を知るよりも、むしろ「別れ」という悲劇の頂点においての美の追求が
 好まれたと言ってよい。

  義経の伝説を網羅的に記した『義経記』には、静が頼朝の前に召され、鶴岡八幡宮で舞
 を見せる場面が描かれる。都で著名な白拍子である静の声は、八幡宮の上の山まで響くば
 かり。悲しみに面やつれした美しさとともに人々の心を捉える。もう一曲、と所望する声
 に、「所詮は敵の前での舞。思うことを歌いたい」と意を決した静は、「しづやしづ賤の
 苧環繰り返し昔を今になすよしもがな」という歌とともに、「吉野山・・・」の歌を歌う。
 この歌には「みよしのの山の白雪ふみわけて入りにし人のおとづれもせぬ」(古今集)と
 いう本歌があり、即興での歌い替えがなされたという設定になっている。

  気分を害されたと頼朝は憤るが、妻・政子が、「風雅な心がある者だからこそ、この場
 で歌舞を披露できるのであり、また、女性とはか弱いものなのだから、お許しになるよう
 に」と取りなす。
  芸で身を立てる、寄る辺ない身分の女性ではあるが、その芸を武器に権力者とも渡り合
 う強さ。それは、政治に辣腕を振るった政子とは対極に位置する「強さ」であり、それが
 政子の心に響いたのかもしれない。 
 
  *お知らせ
  8月8日(日)午後5時より、鶴岡八幡宮・ぼんぼり祭において、日本今様謌舞楽会が、
  初めて今様・白拍子舞を奉納します。お近くの方は、ぜひお越しください。

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       □■[嵯峨野学藝倶楽部] 7月下旬・8月開講講座のお知らせ■□

 詳しくは、http://www.ren-produce.com/sagano/club/をご覧ください。

 ■「京都歴史講座」
  日程:7月18日(日)
  時間:11時~12時30分(90分)
  講師:中村 武生
  テーマ:「よみがえる首都京都ー豊臣政権の京都都市改造」
  参加費:1回 1,000円 (茶菓子付)
  ※1回のみの参加も、随時受付けています。

 ■「茶道教室(土曜日コース)」
  日時:7月24日(土)
  時間:15時~20時(ご都合の良い時間にお越しください)
  講師:西村 宗靖・太田 宗達
  ※見学/体験も、随時受付けています。

 ■「今様・白拍子教室」
  日程:7月24日、8月21日、28日(いずれも、土)
  時間:13時~14時(60分)
  講師:石原 さつき
  ※見学/体験も、随時受付けています。
   性別・年齢・経験は問いません。

 ■「うたことば研究会」
  日程:7月24日(土)
  時間:10時~11時(60分)
  監修:田口 稔恵
  ※資料代等が必要です。詳細はお問合せください。

 ■「茶道教室(水曜日コース)」
  日程:7月28日(いずれも、水)
  時間:13時~18時(ご都合の良い時間にお越しください)
  講師:西村 宗靖・太田 宗達
  ※見学/体験も、随時受付けています。

 ■「京文化を語ろう~遷都1300年記念・京都のなかの奈良」
  日程:8月21日(土)
  時間:11時~12時30分(90分)
  講師:太田 達
  テーマ:「春日大社と興福寺」
  参加費:1回1,000円(茶菓子付)
  ※1回のみの参加も、随時受付けています。

 ●URL
  http://www.ren-produce.com/sagano/club/

 お問合せ・お申込みはコチラまで→ sagano@ren-produce.com

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  ○お詫びと訂正

  前回7月3日に発行されましたメルマガ106号の中で、補足と訂正があります。失
 礼いたしました。

 補足:『ちょっとここらで 一休み』の中に出てきた漢詩は一休宗純の詩集『狂雲集』
    (中央公論新社出版 中公クラシックスシリーズ)からの引用です。
 訂正:『北野の芸能と茶屋』の中に「巫女になりかわり朔弊で舞う白拍子は」とありま
    したが、「朔弊」ではなく「朔幣」となります。

               ■□■ひとこと■□■

   メルマガの発行が遅れまして、たいへん申し訳ありません。

  祇園祭の山鉾巡行も終わり、いよいよ夏真っ盛りですね。
  アブラ蝉のジージーという鳴き声が、夏の熱さを加速させるようです。
  
                                 (きしもと)

     [次回は、8月1日(土)に配信予定です!次回もお楽しみに。]
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多くの方に有斐斎弘道館の活動を知っていただきたく思っております。
記事が面白かったら是非、シェアいただけると幸いです。