伝統文化プロデュース 【連】メールマガジン  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)_________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄) [嵯峨野文化通信] 第231号
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伝統文化プロデュース【連】は
日本の伝統文化にこめられた知恵と美意識について
遊びながら学び、広めていく活動をしている団体です
嵯峨野文化通信は、伝統文化を「遊ぶ」ためのヒントを発信します
毎月1日・15日(月2回)
■VOL:231(2015/9/18)
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■□■もくじ■□■
■【連】からのお知らせ ———- 展覧会「鈴木智美展」を開催中です!
京菓子デザイン公募のお知らせ
弘道館講座のご案内
■(連載)『北野の芸能と茶屋』——————– 第百三十二回
■[嵯峨野学藝倶楽部]9月開講講座のお知らせ
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□■【連】からのお知らせ■□
■展覧会「鈴木智美展」を開催中です!
ただいま弘道館では、昨年度の「手のひらの自然ー京菓子と琳派」展においてデ
ザイン大賞を受賞された鈴木智美氏の個展を開催中です。
鈴木氏は日本文化を独自の視点で捉え直した作品を制作されています。本年のミ
ラノサローネで好評だった椅子をはじめ、弘道館をテーマにつくられた掛軸など、
日本建築に着想を得て制作した新作を数多く展示しています!
弘道館の佇まいと現代の若い感性のコラボレーションをお楽しみください。
ご来館をお待ちしております。
日 程:〜9月27日(日)
時 間:10時〜17時(16時30分最終入館)※最終入館
場 所:有斐斎弘道館
入館料:500円
※別途500円で茶菓子接待あり
詳しくはコチラ
http://kodo-kan.com/event.html
お問い合わせ、お申込はコチラ
TEL :075ー441ー6662
MAIL:kouza@kodo-kan.com
■弘道館講座のご案内
京文化教養講座2「茶の湯の文化を識る」
日 程:9月24日(木)
時 間:13時~14時30分(90分)
講 師:太田 宗達(立命館大学非常勤講師)
テーマ:「金森宗和」
場 所:有斐斎弘道館
参加費:2,000円(生菓子、抹茶付)
英語で伝統文化「茶道編」~BOOK OF TEAをよむ~
日 程:9月24日(木)
時 間:18時30分~20時(90分)
講 師:田中 朝子(通訳翻訳家)
場 所:有斐斎弘道館
参加費:2,000円(生菓子、抹茶付)
京文化教養講座1「信仰からみる京都」
日 程:10月10日(土)
時 間:11時~12時30分(90分)
講 師:太田 宗達(立命館大学非常勤講師)
テーマ:「ずいき祭と神人」
場 所:老松 北野店(通常と場所が変わります!ご注意ください)
参加費:2,000円(生菓子、抹茶付)
詳しくはコチラ
http://kodo-kan.com/seminar.html
お問い合わせ、お申込はコチラ
TEL :075ー441ー6662
MAIL:kouza@kodo-kan.com
■京菓子デザイン公募のお知らせ
京菓子のデザイン公募の締め切りも残りわずかです!!
入選作品は10月に開催する「手のひらの自然ー京菓子と琳派」展 2015にお
いて展示いたします。
また、今年は本会場の有斐斎弘道館のほか、特別会場として、京都高島屋での展
示も予定しています。
たくさんのご応募をお待ちしています!
テーマ:「琳派が描く自然」
琳派と京菓子に共通する特徴の一つに豊かな自然描写が挙げられます。ど
ちらも京都、日本の表情豊かな自然を巧みに写し取り、作品化しています
。琳派の作品に見られる自然描写を新たな感性で京菓子に表現する、その
ような作品を期待します。
募集要項:「京菓子デザイン部門」
デザイン画でご応募いただく部門。入選デザイン画は菓子職人により
実作し、展示します。
「茶席菓子実作部門」
茶席菓子(いわゆる上生菓子)を実作される方を対象にした部門。
「工芸菓子実作部門」
工芸菓子・その他(干菓子も含む)を実作される方を対象にした部門。
応募資格:京菓子デザイン部門:京菓子、琳派に興味のある方。
茶席菓子・工芸菓子実作部門:自身で茶席菓子・工芸菓子の作品を制作
できる方。
※年齢、国籍、プロ・アマは問わない。
賞 :大 賞(各部門より1点)
優秀賞(各部門より数点)
入 選(各部門より10点程度)
応募締切:9月20日(日)必着
くわしくはコチラ(「手のひらの自然ー京菓子と琳派」展 2015 HP)
http://kodo-kan.com/kyogashi/
■宗一郎「能あそび」のご案内
室町時代に誕生し、今も生き続けている能の世界をさまざまな角度から「あそぶ
」ワークショップです。
2015年は、シテ、ワキ、狂言、囃子方、小鼓方の方々をゲストに、それぞれ
の役割と魅力を学びます。また、能舞台について学ぶ、作り物をつくる、能の演出
方法を知るなど、多彩な内容でお送りいたします。
今月のゲストは、金春流太鼓方の前川光範先生にお越しいただきます。
ぜひご参加ください!
日 程:9月25日(金)
時 間:18時30分〜20時(90分)
※18時より呈茶あり
講 師:林 宗一郎(能楽師)
ゲスト:前川 光範(金春流太鼓方)
参加費:3,000円(生菓子、抹茶付き)
詳しくはコチラ
http://kodo-kan.com/event.html
お問い合わせ、お申し込みはコチラ
TEL :075ー441ー6662
MAIL:kouza@kodo-kan.com
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■『北野の芸能と茶屋』■
-第百三十二回-
井上 年和
大正十五年(1926)7月 「上七軒の巻(その2)」
「上七軒遊廓の沿革(つづき)
寛政二年十二月祇園新地、二條新地、七條新地及び北野新地の四ヶ所に茶屋二十
軒宛その一軒に遊女十五名を限り幕吏より公許せらるヽや真盛町、社家長屋町、鳥
居前町の三ヶ町を北野新地と称え始めて遊女町となったのが北野新地と称するより
も従来呼び馴れてゐる七軒茶屋の名に因って北野上七軒と称ふるに至った。」
『技芸倶楽部4巻7号』
寛政2年(1790)に幕府から遊女屋営業が許可されたことは『京都府下遊廓
由緒』にも記されており、第86回(平成25年9月1日 第182号)でも解説さ
せていただいている。
「上七軒」という呼び名は、元文2年(1737)に出版された『洛陽勝覽』に見
られ、寛政2年よりはすっと前である。
「真盛町、社家長屋町、鳥居前町の三ヶ町を北野新地と称え」とあるが、社家長
屋町は明治時代に付けられた町名で、北野社の祠官家である徳勝院が営む茶屋は真
盛町であったし、現在の社家長屋町にあたる土地は社家が主であって、この頃の町
名は不明である。
むしろ、馬喰町にも茶屋が建ち並んでいたことが資料からも明らかであるが、上
七軒あるいは北野新地の中に入っていないのか、下之森に属するのか、北野社周辺
の茶屋でも独立した扱いであったのか知りたいところである。
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□■[嵯峨野学藝倶楽部] 9月開講講座のお知らせ■□
詳しくはhttp://www.ren-produce.com/sagano/club/ をご覧ください。
■「茶道教室(水曜日 コース)」
日 程:9月23日、30日(水)
時 間:9時~14時(ご都合の良い時間にお越しください)
講 師:西村 宗靖・太田 宗達
場 所:嵯峨野三壷庵
※見学/体験も、随時受付けています。
■「茶道教室(土、日曜日 コース)」
日 程:9月20日(土)
時 間:9時~18時(ご都合の良い時間にお越しください)
講 師:西村 宗靖・太田 宗達
場 所:嵯峨野三壷庵
※見学/体験も、随時受付けています。
■「うたことば研究会」
ただいま休講中です。
再開日が決定次第お知らせいたします。
■「今様・白拍子教室」
日 程:お問い合わせください。
場 所:嵯峨野三壷庵
時 間:13時~14時30分
講 師:石原 さつき
※見学/体験も、随時受付けています。
性別・年齢・経験は問いません。
今様のお問い合わせ、お申し込み、見学はコチラまで→info@imayou.jp
URL:http://www.ren-produce.com/sagano/club/
お問合せ・お申込みはコチラまで→sagano@ren-produce.com
URL:http://www.ren-produce.com/sagano/club/
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■□■ひとこと■□■
台風の心配もありますが、毎日過ごしやすくなりましたね。
「芸術の秋」は、ぜひ、弘道館へ〜。
10月の「手のひらの自然ー京菓子と琳派展」2015も
ぜひお楽しみに。
[次回は、10月1日(木)に配信予定です!次回もお楽しみに。]
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