今年も残り少なくなってまいりましたが、
弘道館では篠笛の製作と演奏を体験できる講座や、香道さろん、
また京都観世会館では豪華な出演者による能あそびが開催されます!
年末までの予定をどうぞご覧くださいませ。
◆11月28日(日)オンライン講座
《篠笛を識るー日本の音を見る・聴く・感じるー》
玲月流初代・篠笛奏者 森田玲氏を講師に迎え、
オンライン講座「篠笛を識る」を開催いたします。篠笛の製作から、演奏まで体験できる篠笛の魅力が詰まった講座です!
第1部ー竹林から工房まで
篠笛の製作工程を映像とともに笛師が解説
篠笛の独奏、二重奏による演奏
(月/秋の音/カミあそび/京のわらべ歌/伊勢大神楽など)
篠笛の歴史文化と奏法のツボを対談形式で紹介
▼参加費:2,000円
篠笛 玲月流初代 篠笛奏者
京都大学農学部森林科学科卒
文化庁芸術祭新人賞受賞
京都市芸術文化特別奨励者
『日本の祭と神賑』創元社
『日本の音 篠笛事始め』他
玲月流 笛師・篠笛奏者
◆12月5日(日)弘道館開催!《香道さろん2021》
日本を代表する伝統芸能である香道は、王朝文化の豊かな土壌の上に
室町時代に花開き、江戸時代に芸道として継承されてきました。
香座敷としてふさわしい広間を有する有斐斎弘道館では、このたび
香道の文化について、実践を交えながら学ぶ講座を開講します。
香道がはじめての方を対象に、四季折々の香遊びを楽しみます。
初めての方も大歓迎です!
講師:蜂谷宗苾(香道志野流第二十一世家元継承者)
時間:13時開始
参加費:6,000円
◆12月10日(金)オンライン講座
《宗一郎 能あそび 特別企画》
あの方とこの方の役を入れ替えて・・・。
2020年2月に有斐斎弘道館再興十周年を記念して結集した、幻の(?)劇団「新<淇>劇」のメンバーが、
いつもとは違う姿で舞台に登場いたします。
江戸時代の学問所・弘道館の「能あそび」ならではの、疫病退散!? 歳末お楽しみ企画です。
どうぞ寛大なるお心にてお集まり&ご視聴くださいませ。
お見逃しなく!
*有斐斎弘道館での「会場開催」と「オンライン配信」がございます。
詳細ページをご覧ください。
▼12月10日(金)
有斐斎弘道館 勧進 「能あそび」特別企画 !
劇団「新<淇>劇」による「さかさま会」
<時間>
17:30開場
18:30開演 20:20終演予定
<参加費>
・京都観世会館(全席指定席)
1階正面席 10,000円
1階脇正面席・中正面席 7,000円
2階席 3,000円
・オンライン配信
2,000円(Zoom利用/アーカイブ配信は1週間を予定)
<申 込>
https://nohasobi-sakasama-kai.peatix.com
(クレジットカード、コンビニでの支払いが可能です。)
<出演>
林 宗一郎(観世流シテ方能楽師)
茂山 逸平(大蔵流狂言師)
有松 遼一(高安流ワキ方能楽師)
桂 吉坊(落語家)
珠 寳(花士)
森田 玲(玲月流初代篠笛奏者)
濱崎加奈子(有斐斎弘道館館長) 他
<演目・配役>
一、独鼓「四海波」
謡 濱崎加奈子
小鼓 林 宗一郎
二、ごあいさつ
三、落語「酒の粕」
茂山 逸平
出囃子 桂 吉坊 林 宗一郎 森田 玲
四、狂言「柿山伏」
林 宗一郎 有松 遼一
<休憩>
五、能「船弁慶」
静御前 珠 寳
知盛 杉 信太朗
義経 茂山 逸平
弁慶 林 宗一郎
従者 森田 玲
船頭 桂 吉坊
笛 有松 遼一
小鼓 味方 團
大鼓 河村 晴道
太鼓 田茂井廣道
後見 松野 浩行 樹下 千慧
地謡 河村 和貴 河村 和晃
河村浩太郎 河村 紀仁
展示:いけ花
林 宗一郎 茂山 逸平 有松 遼一
桂 吉坊 森田 玲 濱崎加奈子
◆12月11日(土)オンライン講座
《信仰からみる京都〜西国三十三所巡り〜》
三十三所だけではなく、「巡礼」とは何か、などさまざまな視点から
皆さまと共に西国巡りを楽しめればと思います。
ぜひご参加ください!
今回のテーマは、「南円堂(第九番)/今熊野観音寺(第十五番)」です。
講師:太田 達(京都精華大学・立命館大学非常勤講師)・松枝 しげ美
時間:11:00〜12:30
参加費:2,000円
申し込み:https://shinkoh-12.peatix.com/
◆12月12日(日)オンライン講座
《心で読み解く 日本の祭と神賑》
昨年は、新型コロナウィルス流行の影響で、各地の祭で規模の縮小や延期が相次ぎました。今年の祭はどうなるのでしょうか。
本講座では、多様に展開する「日本の祭」を「神賑(かみにぎわい)」というキーワードを用いて、新たな視座で見つめ直します。
「祭」は、ヒトの意識がカミに向けられているのか、ヒト(氏子同士・見物人)に向けられているのかによって、「神事」と「神賑」という二つの局面に分けて捉えることができます。これによって、担い手の目線から「祭」を読み解くことが可能となります。
「祭の目的は?」「祭の役割は?」「祭は誰のものか?」 …
「神輿」「山鉾」「だんしり(地車・太鼓台)」「お迎え提灯」「獅子舞」など、具体的な祭具・芸能(歌舞音曲)のルーツや歴史文化も織り交ぜなから、「祭の歴史・今・未来」について考えます。
講師:森田 玲(篠笛 玲月流初代 篠笛奏者)
時間:11:00〜12:30
参加費:2,000円
申し込み:https://kaminigiwai-12.peatix.com/