【開催報告】
12/11(日)旭堂南龍さんをお迎えし、年末恒例企画「忠臣蔵講談」を開催いたしました。
演目は、南龍さんが1度ここでやりたかったとおっしゃる「赤穂義士外伝 徂徠豆腐」でした。
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この演目に出てくる、荻生徂徠(おぎゅうそらい)は、皆川淇園と同じ儒学者で、淇園と同じように書物を読むのが好きだった学者です(https://kodo-kan.com/2016/08/09/edo-bunjin-chinese/ )。
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親切な豆腐屋が、荻生徂徠が無一文でも気前よく豆腐やおからを届けます。荻生徂徠が要人に起用されると、お礼として豆腐屋を新しく普請し、豆腐屋の冷奴が出世豆腐として人気が出たというお話です。
講談が楽しいのはもちろんですが、古典に触れながら、人の情や教訓を知ることができる時間でもありました。
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旭堂南龍さんは12/31(土)まで、毎日、此花千鳥亭に出演されています。ご興味のある方はぜひ。
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また、来年の「忠臣蔵談義」は、2023年12月10日に開催が決定いたしました!
1年後になりますが、どうぞお楽しみに!