京菓子をデザインするヒント⑫〜2021年受賞作品・茶席菓子実作部門〜

京菓子をデザインするヒント ⑫〜2021年の茶席菓子実作部門「家塚智子賞」作品〜

2021年は「徒然草」をテーマに作品を募集しました。
茶席菓子実作部門では、全国の菓子職人、和菓子作家の方々からご応募いただいております。
【銘】 人の天
【参考にした段】 第122段
「次に食は、人の天なり。よく味ひを調へ知れる人、大きなる徳とすべし」
【コンセプト】
和菓子というと重みがあるというか、食べた後のズシリとお腹にくる感じを変えたいと思い考えたお菓子。羊羹を網目状に流し乾燥させてサクッとした軽い食感を出しオーソドックスな羽二重餅の上にのせた。最後に蜜漬けにしたすだちの皮をのせて後味がさっぱりとなるようにした。
【受賞者名】中丸 剛志
今年のテーマは「枕草子」
応募の締め切りは8月31日(水)必着です!
皆様のご応募お待ちしております。
▼WEB応募受付中。

多くの方に有斐斎弘道館の活動を知っていただきたく思っております。
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