京菓子をデザインするヒント⑬〜2021年受賞作品・茶席菓子実作部門〜

京菓子をデザインするヒント ⑬〜2021年の茶席菓子実作部門「榎本信之賞」作品〜

2021年は「徒然草」をテーマに作品を募集しました。
茶席菓子実作部門では、全国の菓子職人、和菓子作家の方々からご応募いただいております。
【銘】 雲上の快
【参考にした段】 第124段
「是法法師の心の有り様を絶賛している段を参考にしました。平常心というのが理想的な心の有り様。この境地にいたるまでの様々なことに感謝する心。」
【コンセプト】
『いとあらまほし』兼好法師は、あらまほしという言葉をよく使われますが、「これがまさに理想的な心の有り様である」と絶賛している是法法師の心の中は、どの様なのかを想像しました。
雲の上はいつも晴れという言葉のように、希望を持ち、だれでも自分の気持ちひとつで、心の中に雲上のここちよさを感じることができるということをコンセプトにしました。
【受賞者名】幾世橋 陽子
今年のテーマは「枕草子」
応募の締め切りは8月31日(水)必着です!
皆様のご応募お待ちしております。
▼WEB応募受付中。

多くの方に有斐斎弘道館の活動を知っていただきたく思っております。
記事が面白かったら是非、シェアいただけると幸いです。