有斐斎弘道館2020年9月のまとめ(ハイライト)

9月の有斐斎弘道館では初めて、オンラインで吉坊のゆらり咄を開催いたしました。
オンライン開催でしたがいつもとは違う、特別な回となりました。

信仰からみる京都、茶の湯の文化を識るも引き続きオンライン開催となりましたが
弘道館では、月釜会員様向けのお茶席を開催いたしました。

ぜひ報告を御覧くださいませ。

今後もオンライン開催と弘道館でのリアルな開催を使い分けながら、進んで参りたいと思います。

 

10月の予定はこちら

10月の予定一覧

◆9月5日(金)オンライン開催《吉坊 ゆらり咄》

「秋」ということで、イチョウとたぬきが出てくる上方落語「まめだ」を披露くださいました。

上方落語では秋のお話が少ないそうです。(秋のお話が聞けてとてもラッキーでした!)

落語のあと、いつもなら吉坊さんと木ノ下さんの映像を見ながの歌舞伎談義となりますが、、、
今回はオンラインということで、お二人がお持ちの貴重な資料をご覧いただきながら、
「明治の頃の道頓堀を想う〜延若・狸・道頓堀〜」をテーマにお話いただきました。

そして、普段であれば、ここで講座が終了するのですが!
なんと!吉坊さんが寄席のおどり「桃太郎」を披露くださいました!!

今回はオンラインという形となりましたが、とても貴重な「吉坊ゆらり咄」でした。
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ちなみに木ノ下さんが付けておられたブローチは「唄本と三味線」でした。



次回、12月開催決定!
詳細が決まり次第、情報をお伝えいたします!
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▼見逃し配信・申し込み受付中▼
peatixよりお申し込み後、メールにて動画をご覧いただけるURLをご案内いたします。
https://kichibo-yurari-minogashi.peatix.com/

◆9月12日(土)オンライン講座
《信仰から見る京都ー月見と重陽ー》

太田達の講座「信仰からみる京都」、オンラインにて開催いたしました。
テーマは「月の信仰」。日本人にとって月とは?
身近な食べ物から、壮大な歴史につながるお話まで。
参加いただけるみなさまにとって、何かひとつでもハッとするような「発見」があればと、
準備を重ねてまいりましたが、いかがでしたでしょうか。
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次回は、10月10日(土)、テーマは「ずいき祭」です。
どうぞお楽しみに!

詳細ページへ

◆9月20(日)・21日(月)《月釜》

2日間にわたり、月釜会員様向けのお茶席をひらかせていただきました。


新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、開催を延期とさせていただいてきましたが、
このたび1席10名様にて、また各席のあいだもお時間をあけて開催させていただきました。


ご参加いただいたみなさまの笑顔が、とてもとても嬉しく、開催させていただいてよかったと、心から思いました。
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お茶席をとおして、改めて、人が人と寄り合うことで文化が育まれてきたことを、強く感じております。
これからどうしていくべきか、慎重に、とはいえ楽しく(!)、考えてまいりたいと思います。


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まずはこの場を守ることですね!
みなさま、引き続きお力添えのほど、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。

 

◆9月22日(火)オンライン講座
《茶の湯の文化を識るー山上宗二記を考えるー》

テーマは「山上宗二記を考える」でした。
信長時代から秀吉時代に宗二は茶人としてどのような役割を果たしたのか?
宗二が「掛け軸」に焦点を当てた茶会のお話もありました。
現在は休会となっている「茶書を読む」という講座で、改めて宗二記について学びたくなるような講座でした!
▼次回、10月27(火)13:00-「茶の湯の文化を識る」
 テーマは「本願寺の茶」です。

詳細ページへ

◆9月22日(火)オンライン講座
「京菓子専門講座XI」

前回学んだ「禅」をもとに、デザインした菓子(実作菓子もあります)を講評する回となりました。
講師のコメントが、新たな気づき・学びとなったでしょうか!?
次回は、オンラインにて実作の講義です!

 

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多くの方に有斐斎弘道館の活動を知っていただきたく思っております。
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