【2019年度版】京菓子デザインを考えるヒント④

〜「源氏物語」を京菓子に④〜

京菓子展では毎年とても創造的な作品が集まり、入選作品は有斐斎弘道館と特別会場(今年は旧三井家下鴨別邸)に展示されます。

昨年は「源氏物語」のテーマに沿って、350点以上の作品が集まりました。

当ブログでは、昨年の入選デザインと、それをもとに作られた京菓子を紹介します(順不同で取り上げます)。

今年のテーマは「万葉集」です。

和歌のエッセンスをどのように取りこみ、菓子をかたちづくるのか?

考えるヒントになるのではないでしょうか。

締め切りは8月31日(土)です。

※実作部門の募集もあり

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【参考箇所】第五帖 若紫、 第十二帖 須磨、 第四十帖 御法

【入選者名】齋藤 日和

【コンセプト】幼い頃に、源氏に連れて来られた若紫を鮮やかな黄色で、大人になって女性らしく、妻らしくなった紫の上を、深い紫で表しました。

源氏が須磨に行ってしまうことを悲しんだり、他の女性のもとへ行ってしまうことを嫉妬したり、時々自分の素直な気持ちを出す可愛らしさを、餡を包むことで表現しました。

【デザイン】

【銘】燦欄

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京菓子展「手のひらの自然―京菓子」2019

公式HP : http://kodo-kan.com/kyogashi/

多くの方に有斐斎弘道館の活動を知っていただきたく思っております。
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