【2019年度版】京菓子デザインを考えるヒント③

〜「源氏物語」を京菓子に③〜

京菓子展では毎年とても創造的な作品が集まり、入選作品は有斐斎弘道館と特別会場(今年は旧三井家下鴨別邸)に展示されます。

昨年は「源氏物語」のテーマに沿って、350点以上の作品が集まりました。

当ブログでは、昨年の入選デザインと、それをもとに作られた京菓子を紹介します(順不同で取り上げます)。

今年のテーマは「万葉集」です。

和歌のエッセンスをどのように取りこみ、菓子をかたちづくるのか?

考えるヒントになるのではないでしょうか。

締め切りは8月31日(土)です。

※実作部門の募集もあり

****************************************

【参考箇所】源氏が療養の為、訪れた北山で、ある家を垣間見た若紫に恋焦がれた箇所。

【入選者名】山内 孝太郎

【コンセプト】真ん中の紫は若紫を表し、緑の部分は北山を表し、右のギザギザは家の垣根を表現し、手前の隙間は源氏が若紫を垣間見た所を表現しました。

【デザイン】

【銘】想ひ見

****************************************

京菓子展「手のひらの自然―京菓子」2019

公式HP : http://kodo-kan.com/kyogashi/

多くの方に有斐斎弘道館の活動を知っていただきたく思っております。
記事が面白かったら是非、シェアいただけると幸いです。