2018年6月の有斐斎弘道館のみどころ(予定一覧)

強まる日差しに夏の気配を感じるこの頃、いかがお過ごしでしょうか。

6月の有斐斎弘道館では、新しい講座「心で読み解く 京の祭と神賑(かみにぎわい)」が始まります!
講師は、玲月流初代篠笛奏者の森田玲氏です。
こちらの講座では、祭を「神事」と「神賑行事」という二つの局面に分けて話を進めます。
「祭」の中で、ヒトの意識がカミ様に向いている場面が「神事」。
ヒトの意識がヒト(氏子同士や見物人)に向いている場面が「神賑行事」です。
祭の目的は? 祭の役割は? 祭は誰のもの?
ヒトの心の動きに注目し、祭の「過去」「現在」「未来」について考えます。
どうぞお楽しみに!

◆6月9日(土)勉強会《源氏物語はどのように読まれたか ー第4回 空蝉巻ー》

現代においても魅力的かつ、日本文化の最奥を教えてくれる『源氏物語』を、『河海抄』という、古人の読みの視点を通して、ご一緒にひもといてみませんか。
講師:荻田みどり(立命館大学文学部非常勤講師、舞鶴工業高等専門学校非常勤講師)
時間:14:00〜15:00
参加費:1,000円

詳細ページへ

◆6月9日(土)講座《信仰からみる京都 ー後白河天皇ー》

京都の歴史を縦横無尽に楽しむ大人気講座!今回のテーマは「後白河天皇」です。
講師:太田達(京都精華大学・立命館大学非常勤講師)
時間:11:00〜12:30(10:30より呈茶)
参加費:2,000円(菓子・抹茶付き)

詳細ページへ

◆6月17日(日)勉強会《江戸時代の教養を考える ー茶書・謡ー》

江戸時代の学問所ならではの実践講座!
ご一緒に「茶書」を読み、「謡」をうたってみませんか。
時間:16:30~17:50 第1部「茶書をよむ」

   18:00~19:00 第2部「お謡をうたってみよう」
参加費:3,000円 1部のみ、2部のみ2,000円(学割等あり)

詳細ページへ

◆6月21日(木)勉強会《九条武子の会》

大正期から昭和初期に活躍した京都出身の歌人、
大正三美人にも数えられる九条武子の歌集を読みましょう!
時間:18:30~20:00
参加費:1,000円

詳細ページへ

◆6月22日(金)講座《宗一郎 能あそび ー元雅ー》

あらゆる伝統芸能の基底となっている能。能を知って、日本文化のとびらを開きませんか。
講師:林宗一郎(観世流シテ方能楽師)ほか
時間:18:30~20:00(18:00より呈茶)
参加費:3,000円(菓子・抹茶付き)

詳細ページへ

◆6月24日(土)講座《心で読み解く 京の祭と神賑(かみにぎわい)》

葵祭・祇園祭・時代祭といった京都の祭を中心として「神賑」をキーワードに多様な祭の文化とその本質を読み解きます。
講師:森田玲(玲月流初代篠笛奏者)
時間:11:00〜12:30
参加費:2,000円

詳細ページへ

◆6月24日(日)勉強会《皆川淇園を読む》

学問所「弘道館」をひらいた皆川淇園について学ぶ講座です。
今期の第5期では、『淇園文集』全十二巻(文化十三年序、木活字本)から巻之八〜巻之十一に収載の雑記類を抄読します。
是非、お気軽にご参加ください。
講師:松田清(京都大学名誉教授)
時間:14:00~16:00
参加費:2,000円(学割あり)

詳細ページへ

◆6月26日(火)講座《茶の湯の文化を識るー現代の茶の湯ー》

茶の湯の歴史をわかりやすく、楽しく学びます。
ぜひこの機会に、茶道の歴史をマスターしましょう!
講師:太田達(京都精華大学・立命館大学非常勤講師)
時間:13:00~14:30(12:30より呈茶)
参加費:2,000円(菓子・抹茶付き)

詳細ページへ

多くの方に有斐斎弘道館の活動を知っていただきたく思っております。
記事が面白かったら是非、シェアいただけると幸いです。