2018年4月の有斐斎弘道館のみどころ(予定一覧)

近頃日増しに暖かくなり、桜が一斉に開花しはじめました。
弘道館の桜の木はオカメ桜という品種で、3月中旬頃に満開になります。

さて、4月は通常の連続講座に加え特別催し「帯を知る帯を楽しむ」を開催します。

「帯を知る帯を楽しむ」14回目となる今回のテーマは「渡来の文様」です。
現在、和柄として良く目に触れる文様の多くは、その昔に中国や朝鮮半島はもちろん、遠くはヨーロッパや西アジアよりシルクロードなどを経てやってきました。渡来した文様が日本らしい「和柄」になるまでに、それらをアレンジして意匠化してきた染織の功績を無視できません。
現在の西陣でも多くの渡来の文様がアレンジされ製織されています。まるで美術品のような西陣織の逸品の本当の良さを売買を通じてではなく、単純に見て触れて楽しんでいただき、より多くの方に知っていただきたいと思います。

西陣織の専門的なお話を聞いて、お茶を一服。
普段は聞くことのできない素朴な疑問にもお答えします。
心ゆくまで西陣織をお楽しみください!

◆ 4月6日〜8日 春の茶事

春の花が一斉に開きはじめ風情が変わる頃、桜尽くしの茶事はいかがでしょうか。
和やかなひとときをお楽しみください。
時間:11:00〜
参加費:25,000円

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◆ 4月7日(土) 吉坊のゆらり咄

テーマに沿った落語とトークが楽しい企画。落語や歌舞伎芝居は遠い昔の話ではありません。現代にも通じる社会問題、今も変わぬ人の生き様、考え方など、語りあいましょう。
時間:17:30〜20:00
参加費:3,500円

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◆ 4月14日(土) 講座《信仰から見る京都》

さまざまな文化を生みだしてきた京都。そこには、信仰、宗教が 必ず関わってきました。
本年は、京都の近郊をテーマに、京文化とその知を訪ね、語らいます。
時間:11:00〜12:30
参加費:2,000円

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◆ 4月14日(土)勉強会《源氏物語はどのように読まれたか》

現代においても魅力的かつ、日本文化の最奥を教えてくれる『源氏物語』を、『河海抄』という、古人の読みの視点を通して、ご一緒にひもといてみませんか。
時間:14:00〜15:00
参加費:1,000円

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◆ 4月15日(日)講座《江戸時代の教養を考えるー茶書・謡ー》

江戸時代の学問所ならではの実践講座!
ご一緒に「茶書」を読み、「謡」をうたってみませんか。
時間:16:30~17:50 第1部「茶書をよむ」
18:00~19:00 第2部「お謡をうたってみよう」
参加費:3,000円(学割等あり)1部のみ、2部のみ2,000円

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◆ 4月15日(日)講座《皆川淇園を読むー三先生一夜百詠(6)ー》

学問所「弘道館」をひらいた皆川淇園について学ぶ講座です。
今期は、清田君錦・皆川淇園・富士谷成章の共著『三先生一夜百詠』2巻(寛政9年1797刊)を抄読しております。是非、お気軽にご参加ください。
講師:松田清(京都大学名誉教授)
時間:14:00~16:00
参加費:2,000円

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◆ 4月19日(木)勉強会《九条武子の会》

大正期から昭和初期に活躍した京都出身の歌人、
大正三美人にも数えられる九条武子の歌集を読みましょう!
時間:18:30~20:00
参加費:1,000円

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◆ 4月20日(金)講座《宗一郎 能あそび》

あらゆる伝統芸能の基底となっている能。
能を知って、日本文化のとびらを開きませんか。
講師:林宗一郎(観世流シテ方能楽師)ほか
時間:18:30~20:00(18:00より呈茶)
参加費:3,000円(菓子・抹茶付き)

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◆ 4月22日(日)第14回 帯を知る帯を楽しむ

京都の伝統文化を代表する西陣織。まるで美術品のような西陣織の逸品の本当の良さを、売買を通じてではなく、単純に見て触れて楽しんでいただき、より多くの人に知っていただきたいと思います。
開場時間:11:00~16:00
座談会:①11:00 ②14:00
参加費:2,000円(菓子・抹茶付き)

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◆ 4月24日(火)講座《茶の湯の文化を識るー細川三斎ー》

茶の湯の歴史をわかりやすく、楽しく学びます。
ぜひこの機会に、茶道の歴史をマスターしましょう!
講師:太田達(京都精華大学・立命館大学非常勤講師)
時間:13:00~14:30(12:30より呈茶)
参加費:2,000円(菓子・抹茶付き)

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◆ 4月27日(金)〜5月13日(日)
展覧会《遠藤湖舟写真展》

料金:800円(抹茶菓子付き入場料:1500円)
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◆ 4月28日(土)歌会「写歌写歌」

料金:2,000円
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多くの方に有斐斎弘道館の活動を知っていただきたく思っております。
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