嵯峨野文化通信第270号
伝統文化プロデュース 【連】メールマガジン  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)_________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄) [嵯峨野文化通信] 第270号
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伝統文化プロデュース【連】は
日本の伝統文化にこめられた知恵と美意識について
遊びながら学び、広めていく活動をしている団体です
嵯峨野文化通信は、伝統文化を「遊ぶ」ためのヒントを発信します
毎月1日・15日(月2回)
■VOL:270(2017/6/15)
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■□■もくじ■□■
■【連】からのお知らせ ーーーーーーTOPIC!!講座「茶の湯文化を識る」
■(連載)『北野の芸能と茶屋』———–第百六十六回
■[嵯峨野学藝倶楽部]2017年6・7月 開講講座のお知らせ
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□■【連】からのお知らせ■□
◆TOPIC!!
講座「茶の湯文化を識る」
茶の湯の歴史を分かりやすく楽しく学ぶことができる本講座。
今回のテーマは"茶庭"。茶席でのメインイベントのひとつが露地わたり。
亭主はお客の為に、毎日の手入れを欠かさずおこないます。
茶庭の歴史にはどのようなものがあるのでしょうか。
弘道館のお庭を眺めながら、ご一緒に知識を深めませんか?
ぜひ、ご参加くださいませ。
日 時:2017年6月20日(火)13時半〜15時
講 師:太田宗達
費 用:2000円(テーマにちなんだお菓子と抹茶付)
◆茶会・講座等のご案内
■講座「皆川淇園を読む」
有斐斎弘道館の創始者、皆川淇園についての理解を深める弘道館の基幹講座。
今期最初の3回は淇園と平戸藩主松浦静山の交流と弘道館設立の経緯を知る貴重
な史料として、淇園の静山宛書簡10通を読みます。
日 程:2017年月6月18日(日)
時 間:14時〜16時
参加費:2000円
■茶会「祇園会の茶」
京都の夏といえば、祇園祭。
"祇園"をテーマにした室礼の中、ご一緒に夏の茶会を楽しみませんか?
日 程:2017年7月9日(日)
時 間:席入り 11時または13時
※ご予約の際にご希望のお時間をお知らせくださいませ
費 用:3000円
*上記、催しおよび各種講座のお問い合わせ、お申込みはコチラ
TEL :075ー441ー6662
メール :kouza@kodo-kan.com
有斐斎弘道館HP:http://kodo-kan.com
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■『北野の芸能と茶屋』■
井上 年和
第166回 (平成29年6月15日 第270号)
明治27年(1894)4月19日
●上七軒歌舞練場上棟式 上七軒歌舞練場は予て新築中なるが来る二十二日を以て
盛んなる上棟式を行う由にて目下準備中なりと云へり
『日出新聞』
上七軒の歌舞練場は明治27年4月2日から増築工事を開始し、22日に上棟式を行う予
定であるというから、相当な突貫工事である。
当初は23日に竣工する計画であったが、少し工期が伸びたようだ。
尤も、規模は60坪程度で土地と建築費用を合わせて1,000円(現代では500万~2000万
円位)というから坪単価16円(現代では8万~30万程度)と簡易な造りであったと考えら
れる。
しかし、5月3日から温習会を開催することは決まっているので、工事関係者も焦って
いたのではないだろうか。
近代になり祇園や他の花街でも歌舞練場を設け、盛んに技芸を披露していたことも
あって、上七軒でも歌舞練場の建設は念願であったに違いないのである。
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□■嵯峨野学芸倶楽部からのお知らせ■□
詳しくはhttp://www.ren-produce.com/sagano/club/ をご覧ください。
■茶道教室
*6月
日 程: 水 曜 日・・・6月21・28日
土 曜 日・・・6月24日
日 曜 日・・・6月18日
*7月
日 程: 水 曜 日・・・7月19・26日
木 曜 日・・・7月6日
土 曜 日・・・7月1・15日
日 曜 日・・・7月23日
場 所: 三壷庵
※見学/体験も、随時受付けています。
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■□■ひとこと■□■
季節ごとの和菓子で四季を感じられるのも日本文化の魅力。
6月30日の夏越祓には、水無月(和菓子)を食べて、過ぎた半年の穢れを祓い
来る半年の無病息災を願いましょう。
[次回は、2017年7月1日(土)に配信予定です!次回もお楽しみに。]
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