伝統文化プロデュース【連】メールマガジン  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)____________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄) [嵯峨野文化通信] 第187号
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伝統文化プロデュース【連】は
日本の伝統文化にこめられた知恵と美意識について
遊びながら学び、広めていく活動をしている団体です
嵯峨野文化通信は、伝統文化を「遊ぶ」ためのヒントを発信します
毎月1日・15日(月2回)
■VOL:187(2013/11/17)
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■□■もくじ■□■
■【連】からのお知らせ ————-「CREA」に掲載されています!
「江戸時代の儒者 皆川淇園」展を開催して
います!
「浅山澄夫 能絵作品展ーGoldに彩られる
物語世界ー」展のご案内
忠臣蔵茶会への誘い
弘道館講座のご案内
〜江戸時代の数寄屋建築「弘道館」で学ぶ〜
■(連載)『北野の芸能と茶屋』—————- 第九十一回
■[嵯峨野学藝倶楽部]11月開講講座のお知らせ
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□■【連】からのお知らせ■□
■「CREA」に掲載されています!
ただいま発売中の「CREA」に、弘道館 館主の太田達が掲載されています!
内容は「京都贈り物流儀。」として、京都ならではの”おもてなし”を、「未生
流笹岡」家元の笹岡隆甫さんとともに語ります。
贈り物の増えるこれからの季節、ぜひご参考にしてみてください。
詳しくはコチラ(CREA HP)
http://crea.bunshun.jp/articles/-/4009
■「江戸時代の儒者 皆川淇園」展を開催しています!
皆川淇園(みながわきえん)は江戸中期の京都を代表する儒者で「開物学」とい
う難解な学問の創始者として知られています。
詩文や書画にも優れた風流人で、山水画は円山応挙に劣らずと評されたほどでし
た。有斐斎弘道館が所蔵する淇園の書画を一堂に展示いたします。淇園ゆかりの地
でごゆっくりとご覧ください。
日 程:2013年11月16日(土)〜26日(火)
時 間:10時〜17時
※水曜休館日
場 所:有斐斎 弘道館
入場料:500円
※別途、500円で呈茶がございます。
協 力:横谷賢一郎(大津市歴史博物館学芸員)
お問い合わせはコチラ
075ー441ー6662(有斐斎 弘道館)
■「浅山澄夫 能絵作品展ーGoldに彩られる物語世界ー」展のご案内
時代は変わり、情緒性も失われつつありますが、物語を紐説いた時に触れる思い
は今も変わりません。今年は能の大成者・世阿弥の生誕650年です。 能をご覧にな
った事の無い方もよくご存じの方も能絵を通して、古の物語を味わってみませんか
。
能舞台のみを描く浅山澄夫氏の作品展の開催が決定いたしました!
当日は、カレンダーやポストカードの販売も行います。ぜひお立ち寄りください。
日 程:11月29日(金)、30日(土)
時 間:10時〜17時
※30日は16時まで
場 所:有斐斎 弘道館
入場料:500円
※別途、500円で呈茶がございます。
お問い合わせはコチラ
075ー441ー6662(有斐斎 弘道館)
■「忠臣蔵茶会」への誘い
昨年に開催し、好評だった「忠臣蔵茶会」。
今年も若手講談師の旭堂南青さんをお迎えいたします!
関西では講談師さんは11名しかいないそうで、なかなか聞く機会も少ないと
思います。とても軽快に面白く進むお話は目が離せません!
この機会に茶会×講談たっぷりとお楽しみください!
日 時:12月1日(日)
時 間:11時、13時
場 所:有斐斎 弘道館
ゲスト:旭堂南青氏
参加費:3,000円
※月釜ではありません。
詳しくはコチラ
http://www10.plala.or.jp/nanseisei/(旭堂南青さんのHP)
http://kodo-kan.com/tea.html
お問い合わせ、お申込はコチラ
TEL :075ー441ー6662
MAIL:tea@kodo-kan.com
■弘道館文化講座のご案内
京文化教養講座1「天皇からみる京都」
日 時:12月14日(土)
テーマ:「孝明天皇」
時 間:11時~12時30分(90分)
場 所:有斐斎 弘道館
講 師:太田 達(立命館大学非常勤講師)
参加費:2,000円(生菓子、抹茶付)
京文化教養講座2「茶の湯の文化を識る」
日 時:12月19日(木)
テーマ:「町方の茶」
時 間:13時~14時30分(90分)
場 所:有斐斎 弘道館
講 師:太田 宗達(立命館大学非常勤講師)
参加費:2,000円(生菓子、抹茶付)
「英語で伝統文化ー茶道編ー」
日 時:12月19日(木)
テーマ:「BOOK OF TEA(岡倉天心)」
時 間:18時30分~20時(90分)
場 所:有斐斎 弘道館
講 師:田中 朝子(通訳翻訳家、三壷庵茶道教室)
参加費:3,000円(生菓子、抹茶付)
詳しくはコチラ
http://kodo-kan.com/seminar.html
お問い合わせ、お申込はコチラ
TEL :075ー441ー6662
MAIL:kouza@kodo-kan.com
■〜江戸時代の数寄屋建築「弘道館」で学ぶ〜「京菓子専門編」のご案内
京都の寺社仏閣や伝統、文化を学んで「女子力アップ」する『文化女子塾』とし
て、弘道館にて『京菓子に関するあれこれ』や『和菓子とお抹茶の美しいいただき
方』などを学ぶイベントです。
セミナー後には、京都ブライトンホテルさんのラウンジにて喫茶もお楽しみいた
だけます!
お誘い合わせのうえ、ご参加ください!
日 時:12月21日(土)
時 間:13時 京都ブライトンホテル集合語後、有斐斎 弘道館へ
13時10分 お話、抹茶・和菓子のいただき方
15時 京都ブライトンホテル解散
ラウンジ・バー「クーオ・ミディ」にて喫茶
(順次解散)
講 師:太田 達(弘道館 館主、有職菓子御調進所 老松主人)
杉山 早陽子(和菓子作家日菓、有職菓子御調進所 老松スタッフ)
参加費:5,000円
※女性、もしくは女性同伴の男性の限ります。
最小催行人数10名
詳しくはコチラ(京都ブライトンホテルHP)
http://www.brightonhotels.co.jp/kyoto/hotelevent/sweets/
※HPからお申込も可能です。
お問い合わせ、お申込はコチラ
TEL :075ー441ー4411
(京都ブライトンホテル代表電話/平日10時〜19時)
075ー441ー6662
(有斐斎 弘道館)
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■ 『北野の芸能と茶屋』■
九十一回
井上 年和
寛政年間『寿仲間の定め(その5)』
「一、芸者壱人より、月々定通傾城町へ、口銭之儀被出へく候事。
一、御免茶屋口銭之儀ハ、御定通毎月五月限、取締所迄差出可申事。
一、前々以、仲ヶ間定式通、御客様方揚代御払申請候儀、崩れヶ間敷相成不申
様、相互二可致候。或ハ金仕かけ等之儀ハ、堅御断可申候事。
一、呼継キ之儀ハ、前々より定之通相成不申候事。」
『北野会館所蔵文書』
芸者に対し月々の「口銭」を納めるよう定めたもので、収益が管理されており、
そして、茶屋は毎月5月(日の間違いか?)へ「取締所」に口銭を納めなくてはな
らなかったようである。この「取締所」とは役所なのか、上七軒の中にある現在
の検番のようなものなのか判らないが、茶屋をまとめる組織が存在したことが示
唆される。
また、客からの支払いは崩れないようにお互いに気を付けないといけなかったよ
うである。現在でも支払いは、請求から遠くない日に済ませなくてはならない。
他の商売でも同じなのだろうが、店と客とのきっちりとした信頼関係で成り立って
いる世界なのだ。
「呼継き」の意味は不明であるが、芸舞妓を次々と呼んだり、チェンジをしたり
と言うことであろうか。
店の収益や客との関係に関してもきっちりとしていこうという意図が見て取れる
条項である。
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□■[嵯峨野学藝倶楽部] 11月開講講座のお知らせ■□
詳しくは、 http://www.ren-produce.com/sagano/club/ をご覧ください。
■「茶道教室(水曜日コース)」
日程:11月13、20日(水)
場所:嵯峨野三壷庵
時間:10時~19時(ご都合の良い時間にお越しください)
講師:西村 宗靖・太田 宗達
※見学/体験も、随時受付けています。
■「茶道教室(土曜日コース)」
日時:11月2、9、23日(土)
場所:嵯峨野三壷庵
時間:10時~19時(ご都合の良い時間にお越しください)
講師:西村 宗靖・太田 宗達
※見学/体験も、随時受付けています。
■「今様・白拍子教室」
「今様合 松殿十五ヶ日」のため、11月はお休みです。
また12月にお知らせいたします。
■「うたことば研究会」
ただいま休講中です。
再開日が決定次第お知らせいたします。
●URL
http://www.ren-produce.com/sagano/club/
お問合せ・お申込みはコチラまで→ sagano@ren-produce.com
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■□■ひとこと■□■
すこしずつ紅葉も色づきはじめていますが、紅葉をみる前から
気分は冬に向かっています。
[次回は、12月1日(日)に配信予定です!次回もお楽しみに。]
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