先日、6月19日は「水無月茶会」が行われました。
毎月、趣向を変えて行っている弘道館のお茶会ですが、
今回は、篠笛の魅力を広める活動をなさっている「民の謡(たみのうた)」さんと
コラボしました!
午前11時、お茶会の受付が始まると同時に、篠笛の演奏が行われました。
20分ほど、弘道館の建物全体に、篠笛の朗々とした音色が響きわたりました。
幸いに、この日は天気がそれほど崩れることがなかったため、
気温は上昇していましたが、篠笛の音色を聴いていると不思議と涼しく
感じられるようでした。
この日は、篠笛体験もしていただけるということで、
演奏終了後、多くのお客様が「民の謡」の方に演奏方法を習っていました。
演奏の後、受付をした順にお茶席に入っていただきました。
お床には沙羅双樹のお花が飾ってありました。
沙羅双樹というと、『平家物語』の冒頭文を思い出された方も
多いのではないでしょうか。
今回のお茶会では、演奏に合わせてお越しいただいた方が多かったようです。
梅雨によって、鮮やかな緑色になった苔が覆う庭を見、
涼しげな篠笛の演奏を聴き、
ゆっくりと味わうお茶は格別の味だったのではないでしょうか。
「民の謡」さんのHPに、詳しく掲載していただきました。
写真も多くアップしていただいております。
ぜひご覧ください。
http://ameblo.jp/taminouta00
「民の謡」さんHPはこちら
http://www.taminouta.com/
次回は、
7月17日(日) 11時~15時
「祇園祭の茶」
と題して開催いたします。
山鉾巡幸当日、疫病退散を願いつつ、
ふらりと弘道館へお立ち寄りください。
お待ちしております!
(まつだ)