【2019年度版】京菓子デザインを考えるヒント⑪

〜「源氏物語」を京菓子に⑪〜

京菓子展では毎年とても創造的な作品が集まり、入選作品は有斐斎弘道館と特別会場(今年は旧三井家下鴨別邸)に展示されます。

昨年は「源氏物語」のテーマに沿って、350点以上の作品が集まりました。

当ブログでは、昨年の入選デザインと、それをもとに作られた京菓子を紹介します(順不同で取り上げます)。

今年のテーマは「万葉集」です。

和歌のエッセンスをどのように取りこみ、菓子をかたちづくるのか?

考えるヒントになるのではないでしょうか。

締め切りは8月31日(土)です。

※実作部門の募集もあり

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【参考箇所】第十三帖明石

【入選者名】河原 司

【コンセプト】

須磨に流された光源氏。途方に暮れる日々。そこに、自らの娘と光源氏を引き合わせようとする明石入道が現れるシーン。明石入道が意を決し、嵐の中へ舟を出すと急に海がなぎ「一筋の追い風」が舟を光源氏の元に導くように須磨へたどり着く。それは、明石入道が娘の幸せを願う強い思いからの行動がもたらしたものであり、光源氏にとっても救いの一筋の光だった。男たちの想いのぶつかりを表した菓子。

【デザイン】

 

【銘】 一筋の追い風

 

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京菓子展「手のひらの自然―京菓子」2019

公式HP : http://kodo-kan.com/kyogashi/

多くの方に有斐斎弘道館の活動を知っていただきたく思っております。
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