【2019年度版】京菓子デザインを考えるヒント⑫

〜「源氏物語」を京菓子に⑫〜

京菓子展では毎年とても創造的な作品が集まり、入選作品は有斐斎弘道館と特別会場(今年は旧三井家下鴨別邸)に展示されます。

昨年は「源氏物語」のテーマに沿って、350点以上の作品が集まりました。

当ブログでは、昨年の入選デザインと、それをもとに作られた京菓子を紹介します(順不同で取り上げます)。

今年のテーマは「万葉集」です。

和歌のエッセンスをどのように取りこみ、菓子をかたちづくるのか?

考えるヒントになるのではないでしょうか。

締め切りは8月31日(土)です。

※実作部門の募集もあり

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【参考箇所】第四十帖「御法」 紫の上の和歌『おくと見る ほどぞはかなき ともすれば 風に乱るゞ 萩の上露』

【入選者名】高尾 富江

【コンセプト】

最期に在っても美しい紫の上の姿を一筋のピンクで表わし、錦玉羹ではかない命の悲しみを表現した。

【デザイン】

【銘】愁色

 

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京菓子展「手のひらの自然―京菓子」2019

公式HP : http://kodo-kan.com/kyogashi/

多くの方に有斐斎弘道館の活動を知っていただきたく思っております。
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