〜「百人一首」を京菓子に⑨〜
京菓子展では毎年とても創造的な作品が集まり、入選作品は有斐斎弘道館と特別会場(今年は旧三井家下鴨別邸)に展示されます。昨年も「百人一首」というテーマに沿って300点以上の作品が集まりました。
今年は8月31日(金)に迫った締め切りを前に、当ブログでは昨年の入選デザイン(テーマは百人一首)とそれをもとに作られた京菓子を紹介します(順不同で取り上げます)。
絵画のエッセンスを取りこみ、どのように菓子をかたちづくるのか、考えるヒントになるのではないでしょうか。今年のテーマは「源氏物語」。新しい京菓子のデザインに挑戦してみませんか?
※実作部門の募集もあり
****************************************
【参考和歌】心あてに 折らばや折らむ 初霜の おきまどはせる 白菊の花 <凡河内躬恒>
【入選者名】高尾富江
【コンセプト】早朝、初霜で覆われた一面の白い情景を氷餅で表現しました。
【銘】初霜
****************************************
京菓子展2018「手のひらの自然―源氏物語」
公式HP : http://kodo-kan.com/kyogashi/index.php?FrontPage