有斐斎弘道館 5月のまとめ(ハイライト)

5月の風物詩といえば「葵祭」。
弘道館では、“葵祭”をテーマにした室礼の中、様々な催しを開催致しました。

5月の弘道館の様子をお楽しみください。

5月7日 月釜

20170507_月釜
弘道館保存のための活動として始めた月釜もおかげさまで第六期を迎えております。
初夏の風が庭の翠をわたる心地よい日。100名を超える方にご参加いただき、大変うれしくおもいます。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

床には葵と流鏑馬神事の馬の御軸、
庭には季節の花”菖蒲”、
菓子は”唐衣”をお召し上がり頂き、
弘道館での皐月のひとときを心ゆくまで
お楽しみいただけたのではないでしょうか。
次回の月釜は9月10(日)となっておりますが、
夏には「祇園会の茶」と「暁天茶会」がございます。
ぜひご参加くださいませ。


5月11日 大倉源次郎能楽談義

能楽小鼓方大倉流16世宗家大倉源次郎氏をお迎えし、氏のこれまでの活動と今後の展望についてじっくりとお話を伺うことのできる講座。第二回目となる今回は、世界各地での演奏や現地の楽器との違い・発見などについてお話いただきました。

5月19日 能あそび

20170519_能あそび

20170519_能あそび菓子
今回は、ゲストに金春流能楽師の山井綱雄氏にお越しいただきました。
講師の林宗一郎氏と山井氏より、観世流(かんぜりゅう)と金春流(こんぱるりゅう)の違いについて、お話いただき、謡や舞もご披露いただきました。
菓子は、金春流の紋をもとに特別に誂えてただいた粟羊羹。
次回は7月21日(金)ゲストは金剛流の山田伊純氏です。

5月20日 カラスマ大学草引

20170520_カラスマ大草引き1

20170529_カラスマ大草引き2
カラスマ大学のみなさんが、今月もお庭お掃除にきてくださいました。
お天気が良い日が続くと、お庭の雑草が急速に成長してしまうため、お庭のお手入れがスタッフだけでは追いつきません。こうしてたくさんの方の優しさとお力添えに、この場所は守られています。

5月21日 皆川淇園を読む

近世京都学会と共催で、有斐斎弘道館の創始者・皆川淇園への理解を深める勉強会。今期は淇園から松浦静山あての書簡を読み解いています。
次回は6月18日(日)14時〜 ぜひご参加ください。

多くの方に有斐斎弘道館の活動を知っていただきたく思っております。
記事が面白かったら是非、シェアいただけると幸いです。