有斐斎弘道館2022年12月のまとめ(ハイライト)

 

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◆12月4日(日)シンポジウム「和室のある暮らしについて考える~伝統工芸と茶の湯文化~」

12/4(日)有斐斎弘道館にて、シンポジウム「和室のある暮らしについて考える~伝統工芸と茶の湯文化~」が開催されました。
まずは、桐浴邦夫氏(京都建築専門学校副校長)による弘道館のお庭解説があり、茶室でお菓子とお抹茶を召し上がっていただき「和」の空間を体験して頂きました。
その後、講演
「茶室建築の魅力」桐浴邦夫氏(京都建築専門学校副校長)、
「伝統文化と和の室礼」濱崎加奈子(有斐斎弘道館 館長)がありました。
 
その後、桐浴邦夫氏、濱崎加奈子に加え、井上雅博氏(表具師/株式会社井上光雅堂 三代目 代表取締役)、冨家裕久氏(一級建築士/冨家建築設計事務所代表)4名で「現代の暮らしに和室、和のしつらえを取り入れるには?」というテーマでパネルディスカッションも開催されました。
「畳一枚でも楽しめる」「畳の使い方は自由!寝転んでも楽しめる」(桐浴氏)
「まずは和の空間を味わう、畳のある空間を体験してほしい」(濱崎)
「和室を持つことがかっこいい、憧れになるようになれば」「現代に合わせた表具を提案していきたい」(井上氏)
「和室ではなく、まずは畳の魅力から伝えている」(冨家氏)
皆さんだったら、どのように和室、和の空間を楽しまれるでしょうか。
https://www.city.kyoto.lg.jp/sankan/page/0000303571.html
主催  「伝統産業の日」実行委員会、京都市、一般社団法人 京都府建築士会

 

◆12月11日(日)《忠臣蔵講談「赤穂義士外伝 徂徠豆腐」》

この時期といえば…講談師・旭堂南龍さんによる忠臣蔵講談を開催しました。今回のお話は「赤穂義士外伝 徂徠豆腐」。主人公は、皆川淇園と同じ儒学者である荻生徂徠です。豆腐屋の主人に助けられ生活していた貧しい徂徠は、立身出世した後今度は豆腐屋の主人を助ける…笑いだけではない人情味あふれる物語でした。
講談の後は、太田との対談です。古文辞学を創始した荻生徂徠と、当館を創設・開物学を創始した皆川淇園の比較についても。忠臣蔵の討ち入りの前に蕎麦屋の二階で集まった、という説に関連させて、お持ち帰りのお菓子にはそば上用饅頭をご用意しました。

◆12月17日(土)連続講座《茶会はじめ~炉~》

11月26日(土)から始まった連続講座「茶会はじめ<炉>」。2回目となる今回は、露地を渡り、拝見をする練習をしました。
雨の日だったので、露地笠を使っての露地渡りでした。「雨の音を楽しみながらお庭を渡れますね」と受講生の方がおっしゃっていたのが印象的でした。
「茶会はじめ」は、初めてお茶会に参加することを想定した実践講座です。次回は、濃茶のいただき方を学びます。

◆12月24日(土)《信仰から見る京都〜交野駅周辺をめぐる〜》

2022年は京都と大阪を結ぶ、関西の重要な「道」となっている、京阪沿線の駅をひと駅ずつとりあげて、改めて、「京都―大坂」の歴史の大動脈についてご一緒に考えてきました。
鞍馬駅から出発したこの講座、終着駅は交野駅となりました。
京都よりもさらに時代を遡り、その土地の記憶を辿る時間となりました。
数年続いてまいりました本講座も、本年で一旦終了となります。
2023年からは、また新たな形で講座を開催したいと考えております。
詳細が決まり次第、HPとSNSにてお知らせいたします!

◆12月23日(金)《能あそび〜対談〜》

【開催報告】
12/23(金)、2022年最後の「能あそび〜対談〜」を開催しました。
講師・林宗一郎先生(林喜右衛門家十四世、能楽師シテ方観世流)の1年を振り返ると…オペラ歌手との共演や、南座でジャニーズとも共演されたそうです。違う分野のプロの方と共演する中で、「能」の魅力や上演方法、そしてご自身の所作を改めて見つめ直すことができたそうです。
岡山県で開催された「こじま能」では、100年ほど眠っていた能面をつけ、舞台に臨まれたそうです!「能面を手に取り使うことで、無表情だった能面が生き生きと語り出してくるようで、嬉しい」と笑顔でおっしゃい、先生の能への思いが熱く伝わってきました。
2023年も、能あそびの開催が決定しました!
<各回 18:30-20:00 開催の予定>
2月24日(金) 対談【林宗一郎 × 濱崎加奈子】
4月21日(金)  独謡「熊野」
8月25日(金) 仕舞十番尽
12月22日(金) 能劇
▼現在、4回一括チケットのお申し込み受付中▼
有斐斎弘道館の座敷でしか味わえない「能」の世界を、ぜひ体験しにきてください★

◆弘道館の日常

12月19日ぐっと冷え込んだ朝、霜が降りていました。

イベント盛り沢山の12月となりました。本年もたくさんの方にご来館頂きありがとうございました。来年も弘道館をどうぞ宜しくお願い致します。

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多くの方に有斐斎弘道館の活動を知っていただきたく思っております。
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