【開催報告】
12/4(日)有斐斎弘道館にて、シンポジウム「和室のある暮らしについて考える~伝統工芸と茶の湯文化~」が開催されました。
.
前半は、桐浴邦夫氏(京都建築専門学校副校長)による弘道館のお庭解説があり、茶室に入ってお菓子とお抹茶を召し上がっていただき「和」の空間を体験いただきました。
.
有斐斎弘道館の玄関/井上雅博氏に持参いただいた屏風
後半は、講演
「茶室建築の魅力」桐浴邦夫氏(京都建築専門学校副校長)、
「伝統文化と和の室礼」濱崎加奈子(有斐斎弘道館 館長)がありました。
その後、桐浴邦夫氏、濱崎加奈子に加え、井上雅博氏(表具師/株式会社井上光雅堂 三代目 代表取締役)、冨家裕久氏(一級建築士/冨家建築設計事務所代表)4名で「現代の暮らしに和室、和のしつらえを取り入れるには?」というテーマでパネルディスカッションも開催されました。
.
「畳一枚でも楽しめる」「畳の使い方は自由!寝転んでも楽しめる」(桐浴氏)
「まずは和の空間を味わう、畳のある空間を体験してほしい」(濱崎)
「和室を持つことがかっこいい、憧れになるようになれば」「現代に合わせた表具を提案していきたい」(井上氏)
「和室ではなく、まずは畳の魅力から伝えている」(冨家氏)
皆さんだったら、どのように和室、和の空間を楽しまれるでしょうか。