【2018年度版】京菓子デザインを考えるヒント⑦

〜「百人一首」を京菓子に⑦〜
京菓子展では毎年とても創造的な作品が集まり、入選作品は有斐斎弘道館と特別会場(今年は旧三井家下鴨別邸)に展示されます。昨年も「百人一首」というテーマに沿って300点以上の作品が集まりました。

8月31日(金)に迫った締め切りを前に、当ブログでは昨年の入選デザイン(テーマは百人一首)とそれをもとに作られた京菓子を紹介します(順不同で取り上げます)。
絵画のエッセンスを取りこみ、どのように菓子をかたちづくるのか、考えるヒントになるのではないでしょうか。今年のテーマは「源氏物語」。新しい京菓子のデザインに挑戦してみませんか?
※実作部門の募集もあり

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【参考和歌】このたびは ぬさもとりあへず 手向山 紅葉のにしき 神のまにまに <菅家>  
【入選者名】鴨脚えり子
【コンセプト】和歌と同時に京に彩を添える芸舞妓の花かんざしを意識しました。よくありがちな外郎のお菓子ですが、つまむ幅を変えて「花」ではなく「葉」の形が表現できたらステキだと思いました。

【銘】錦穐

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京菓子展2018「手のひらの自然―源氏物語」

公式HP : http://kodo-kan.com/kyogashi/index.php?FrontPage

多くの方に有斐斎弘道館の活動を知っていただきたく思っております。
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