〜第2回「芥子螺鈿蒔絵重箱」を京菓子に〜
今年も開催される京菓子展「手のひらの自然」。
これは展示する京菓子のデザインを公募するユニークなもので、昨年は「琳派」というテーマに沿った300点以上の意欲的な作品が集まりました。
当ブログでは昨年の入選デザインとそれをもとに作られた京菓子、講評をあらためて紹介します(順不同で取り上げます)。
絵画のエッセンスを取りこみ、どのように菓子をかたちづくるのか、考えるヒントになるのではないでしょうか。今年のテーマは「蕪村と若冲」。新しい京菓子のデザインに挑戦してみませんか?
締め切りは9月10日(土)です。※実作部門の募集もあり。
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【参考作品】伝 尾形光琳「芥子螺鈿蒔絵重箱」
【入選者名】畔柳加奈子
<先生方の講評>
「重なり」によるデザインを評価した作品。デザインコンセプトそのものが考え抜かれていて、美しい「重なり」を表現しているだけでなく、素材の組み合わせにいたるまで貫かれている。実際に食べると、その美しさと美味しさを実感できた点も評価した。
【銘】かさねがさね(素材/錦玉羹、羊羹)
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「手のひらの自然―蕪村と若冲」展2016
公式HP : http://kodokan.com/kyogashi/