「京菓子デザインを考えるヒント」

〜第1回「蔦の細道図屏風」を京菓子に〜

有斐斎弘道館では、今年も京菓子展「手のひらの自然」を開催します。展示する京菓子のデザインを公募する、少しユニークなもので、昨年は「琳派」というテーマに沿った300点以上意欲的な作品が集まりました。
9月10日(土)に迫った締め切りを前に、当ブログでは昨年の入選デザインとそれをもとに作られた京菓子、講評を紹介します(順不同で取り上げます)。
絵画のエッセンスを取りこみ、どのように菓子をかたちづくるのか、考えるヒントになるのではないでしょうか。今年のテーマは「蕪村と若冲」。新しい京菓子のデザインに挑戦してみませんか?
※実作部門の募集もあり

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【参考作品】俵屋宗達「蔦の細道図屏風」
【入選者名】土山里子

2016.8.17蔦の細道 デザイン画像

<先生方の講評>
蔦の細道を上手に菓子に活かしており、これまでありそうでなかった菓子デザインとなっている

【銘】蔦の細道(素材/錦玉羹、羊羹)
2016.8.17蔦の細道 菓子画像

※ 2016年の公募では、1つの作品に複数の菓子を1つの作品として応募することはできません。
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「手のひらの自然―蕪村と若冲」展2016

公式HP : http://kodokan.com/kyogashi/

多くの方に有斐斎弘道館の活動を知っていただきたく思っております。
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