子ども茶会のご報告

 6月4日(土)に、弘道館にて「子ども茶会」が行われました!
広間を2つに分け、奥をお茶席、手前をお菓子作り体験に
使いました。
当日は、ずっと続いていた雨が上がり、気温がぐんと上がりまして、
皆さま暑そうなご様子。
それでも、弘道館に一歩入られると、ひんやりとした日本家屋
独特の涼しさがあり、皆さまほっとされたご様子でした。

お茶席のお菓子は、ホタルを捕まえて入れておく籠に見立てた
菓子鉢に、主菓子が入っていました。
その上には、もみじの枝がかぶさっています。
もみじを取り、中をのぞくと、きれいに光るホタルが!
緑色の餡とホタルに見立てた小豆をぷるぷるの葛で包んだ主菓子は、
今の時期にぴったりです。
お子さまも、お母さんを見ながらお菓子を取り回し、お抹茶を召し上がって
おりました。

お菓子作り体験では、お干菓子と生菓子を作ることができました。
生砂糖(きざとう)を棒状に伸ばし、松葉などいろいろな形を作ったり、
こなしに餡を入れてくるくる丸め、花や葉の形に生成したり。
こなしには、別に色をつけたこなしも用意されていて、色つきの
ものを加えることによって、生菓子が色彩豊かになります。
「老松」の職人さんが、見本でお菓子作りの実演をすると、「おお~」
と声が上がっていました。
皆さん、独創的な和菓子を作っておられました。
未来の和菓子職人が誕生するかもしれませんね!

暑い中、子ども茶会にお越しいただきまして、ありがとうございました!

(まつだ)

多くの方に有斐斎弘道館の活動を知っていただきたく思っております。
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