2019年4月の有斐斎弘道館のみどころ(予定一覧)

桜の開花ももうすぐですね。
4月の弘道館では今年も春の茶事を開催いたします。
昨年の今頃はもう桜が満開でしたが、今年はちょうど茶事の頃に満開になるかもしれません。

また、2018年大好評いただいた講座「香道さろん」を今年も引き続き開講します。
初めての方から継続受講の方までお楽しみいただける講座です。

日本を代表する伝統芸能である香道は、室町時代に京都で花開き、
「古典」と連なり「遊ぶ」ことによって深められていきました。
江戸時代には「芸道」としての形が整い、町人の間にも広がりました。
香座敷としてもふさわしい広間を有する江戸時代の学問址の有斐斎弘道館では、
香道の文化について、実践を交えながら学ぶ講座を開講いたします。
講師には、室町時代から続く香道志野流次期家元の蜂谷宗苾氏をお迎えし、
四季折々の香道の世界を楽しみます。
お気軽にご参加ください。

◆4月13日(土)
講座《信仰からみる京都 ー後水尾天皇ー》

京都の歴史を縦横無尽に楽しむ大人気講座!今回のテーマは「後水尾天皇」です。
講師:太田達(京都精華大学・立命館大学非常勤講師)
時間:11:00〜12:30(10:30より呈茶)
参加費:2,000円(菓子・抹茶付き)

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◆4月14日(日)講座《香道さろん》

開始:13:00〜15:00
講師:蜂谷宗苾(香道志野流第二十一世家元継承者)
参加費:4回 20,000円(1回のみの参加は6,000円)

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◆4月19日(金)講座《宗一郎 能あそび》

あらゆる伝統芸能の基底となっている能。能を知って、日本文化のとびらを開きませんか。
本年は、能の表現を作品・謡のことば・身体所作の型・装束・面・扇の使い方などから探ってまいります。
今回のテーマは”「男」戦によってあらわになる人間の本性、世の不条理”です。

講師:林宗一郎(観世流シテ方能楽師)ほか
時間:18:30~20:00(18:00から呈茶)
参加費:3,000円(菓子・抹茶付き)

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◆4月21日(日)
講座《心で読み解く 日本の祭と神賑(かみにぎわい)》

本講座では、祭を「神事」と「神賑行事」という二つの局面に分けて話を進めます。
祭の目的は? 祭の役割は? 祭は誰のもの?
神輿・山鉾・だんじり(地車・太鼓台)・お迎え提灯・獅子舞などの祭具・芸能の発達史から、祭の過去・現在・未来について考えます!
今回のテーマは「神賑行事とは何か?ー祭を読み解く羅針盤ー」です。
講師:森田玲(玲月流初代篠笛奏者)
時間:11:00〜12:30
参加費:2,000円

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◆4月21日(日)勉強会《皆川淇園を読む》

近世京都学会と共催で、学問所「弘道館」をひらいた皆川淇園 についてご一緒に学ぶ勉強会です。淇園のご研究をされている 方、淇園とその時代にご興味がおありの方など、ぜひ一度足を お運びください。
講師:松田清(京都大学名誉教授)
時間:14:00~16:00
参加費:2,000円(学割あり)

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◆4月25日(木)勉強会《九条武子の会》

大正期から昭和初期に活躍した京都出身の歌人、
大正三美人にも数えられる九条武子の歌集を読みましょう!
時間:18:30~20:00
参加費:1,000円

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◆4月28日(日)勉強会
《江戸時代の教養を考える ー茶書・謡ー》

江戸時代の学問所ならではの実践講座!
ご一緒に「茶書」を読み、「謡」をうたってみませんか。
時間:16:30~17:50 第1部「茶書をよむ」
18:00~19:00 第2部「お謡をうたってみよう」
参加費:3,000円 1部のみ、2部のみ2,000円(学割等あり)

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◆4月30日(火)講座《茶の湯の文化を識る》

茶の湯の歴史をわかりやすく、楽しく学びます。
ぜひこの機会に、茶道の歴史をマスターしましょう!
今回のテーマは「茶席の菓子」です。
講師:太田宗達
時間:13:00~14:30(12:30より呈茶)
参加費:2,000円(菓子・抹茶付き)

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多くの方に有斐斎弘道館の活動を知っていただきたく思っております。
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