【特別講演会】京都における台湾
本講座では、台湾で発行されている季刊『薫風』の京都特集より内容を精選し、編集長・姚銘偉の解説を通して、皆様に違った角度から京都をご覧いただき、日台における計り知れないほど深い歴史の淵源を探求します。
【京都特集発刊記念京都特別講演会】
11月4日上午11點,也歡迎在京都的台灣朋友們參加。(入場費1500日圓,含京菓子展入場費及呈茶費,需事先報名)
開催日 | 2017年11月4日(土) 終了いたしました |
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時間 | 開始:11:00 終了予定:12:30 |
講師 | 姚銘偉 ヨウ タカヒデ(季刊「薫風」編集長) |
受講料 | 当日、京菓子展の入館料が必要 (入館料:500円、呈茶:1,000円) |
申込方法 | 事前申込制、定員15名(メール service@kunputw.com にてご予約ください) |
会場 | 有斐斎弘道館 |
住所 |
〒602-8006 京都市上京区上長者町通新町東入ル元土御門町524-1 地図を表示 |
【講師プロフィール】
1978年台湾高雄市生まれ。2004年スイス・ローザンヌホテルスクール (Ecole hoteliere de Lausanne) のMBAに進学。2005年同校中退。Grand Hyatt Taipei、LVMH Watches & Jewelryなどを経て、2012年友人とともに社団法人「打狗(高雄)文史再興会」を設立。2013年台湾高雄市に「書店喫茶一二三亭」を開店。2016年出版社成蹊社を設立し、同年に『薫風』を創刊。現在、同誌の編集長として、日本と台湾との歴史的関係や絆をより多くの人に伝えるために、様々な活動を展開している。
【内容】
多くの台湾人は、古都の気質に満ちた京都人は、いつも抹茶を飲んだり、和食を食べたりしているのだろうと誤解していますが、実際の京都人にはパンとコーヒーの方が好まれ、京都市におけるパンの消費量はなんと日本一だそうです。同じように、京都が地元だと当然のように思われているお店にも、実は私たちの台湾と切っても切れない縁を持つところがあります。
四条通沿い、花見小路に近い名店「祇園辻利」は、まさにその代表の一つです。五代目である現会長は台北城内の繁華街出身で、いわゆる典型的な「湾生」(戦前の台湾生まれの日本人)です。台湾の一つ一つの情景が今も忘れられず、いくつかの台湾語もまだ覚えておられます。また、出町柳の「柳月堂」も、台北艋舺出身の名家のご子孫によって創立され、祇園辻利と同じように京都の人々と数十年を共にしてきた老舗です。一方、近年ますます加速する日台の交流の躍進は、「微風台南」のような京都人が経営する台湾料理店の出現にもつながり、美食を通じて日本人に台湾に対する認識を深めてもらえるようになりました。
《京菓子展「手のひらの自然 − 小倉百人一首」2017》
当日は、有斐斎弘道館にて、京菓子展「手のひらの自然ー小倉百人一首」 もお楽しみいただけます。
期間限定の特別菓子もお召しあがりいただけます。
ぜひお越しください。
https://kodo-kan.com/kyogashi
お申し込み
終了いたしました。
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