このたび、有斐斎弘道館では館長の交代を行い、新たな体制で歩みを進めることとなりました。
前館長 濱崎加奈子、新館長 田上雅人、事務局長 池上真紀より、皆さまへご挨拶申し上げます。
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◆前館長 濱崎加奈子
このたび、有斐斎弘道館館長を退任することとなりました。
有斐斎弘道館は、江戸時代の儒学者・皆川淇園が開いた学問所の精神を受け継ぐ場です。
私がこの建物と出合った頃、学問所としての存在は忘れられ、建物や庭も大きく傷んでいました。2009年、建物と庭は取り壊しの危機にありましたが、多くの方々のお力添えをいただきながら再生し、再び社会に息づく学びと文化の場として歩み始めることができました。
以来、皆川淇園を中心とした江戸時代の学びについての研究を基盤としながら、この場所の存在をより多くの方に知っていただくため、文化講座や茶会を重ねるとともに、公募による京菓子展や「能あそび」と名付けた実験的な取り組みなど、新たな試みを重ねてまいりました。振り返れば、それは建物を再生するだけではなく、人と人とのつながりを育み、学びと文化が息づく場を取り戻す歩みでもありました。
とりわけコロナ禍においては、人と人が交わる場があることの尊さ、庭や座敷があることの有り難さを改めて実感いたしました。今なお多くの京町家が失われ続けるなか、有斐斎弘道館が果たすべき役割は、ますます大きくなっていくものと感じております。
ここまで歩みを続けることができましたのは、ご支援くださった皆さま、ご来館くださった皆さま、そして弘道館をともに育ててくださった多くの方々のおかげです。心より感謝申し上げます。
このたび館長の役目を田上雅人氏へ引き継ぐこととなりました。弘道館がこれからも、人々が集い、学び、文化を育む場として歩み続けることを心より願っております。
今後とも、有斐斎弘道館をどうぞよろしくお願い申し上げます。
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◆館長 田上雅人
このたび、有斐斎弘道館館長を拝命いたしました田上雅人です。
有斐斎弘道館は、皆川淇園の志を受け継ぎながら、現代において学びと文化を社会へひらく場として歩みを続けています。
2009年の保存活動以来、濱崎前館長をはじめ、多くの方々のご尽力によって守り育てられてきたこの場所を、その歩みを大切に受け継ぎながら、次の時代へつないでまいりたいと考えております。
私は幼い頃から茶道と能楽に親しみ、二十年以上にわたり弓道の稽古を続けるなかで、日本の「道」とは何か、日本文化とは何かを考え続けてまいりました。また編集者として、日本文化の魅力や、その担い手の思いを社会へ伝えることをライフワークとしてまいりました。
弘道館がこれからも、世代や分野、立場を越えて人々が集い、ともに学び、語り合い、新たな文化が生まれる場であり続けられるよう、微力ながら力を尽くしてまいります。
今後とも変わらぬご指導、ご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
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◆事務局長 池上真紀
昨年秋より、有斐斎弘道館の事務局長を務めております池上真紀です。
このたび新たな館長を迎え、弘道館は新しい体制で歩みを進めることとなりました。
有斐斎弘道館には、学びを求めて訪れる方、文化に親しむ方、静かな時間を過ごされる方など、さまざまな方々が集われます。そうした出会いや交流が自然に生まれることこそ、この場所の大きな魅力であると感じています。
事務局長として、ご来館くださる皆さま、そして弘道館を支えてくださる関係者の皆さまとのご縁を大切にしながら、日々の運営に取り組んでまいります。また、館の活動がより多くの方々に親しまれ、安心して集うことのできる場であり続けられるよう努めてまいります。
これまで弘道館を支えてくださった皆さまに心より感謝申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。





