有斐斎弘道館2022年7月のまとめ(ハイライト)

京菓子展2022「手のひらの自然ー枕草子」の公募を受付中です!!
作品の募集期間は、6/20(月)〜8/31(水)必着!
HPよりWEB応募いただけます。
皆様のご応募お待ちしております!!

 

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8月の予定一覧

 

 

 

◆7月2日(土)特別催し《枕草子をデザインする①》

7/2(土) 四条河原町にある GOOD NATURE STATION にて京菓子展特別ワークショップ「枕草子をデザインする①」を開催しました。
枕草子「夏はよる。月の頃はさらなり、やみもなほ、ほたるの多く飛びちがひたる。〜(以下省略)」のお話しから、京菓子をスケッチし、お菓子作りに挑戦する、というワークショップでした。
「先生が教えてくれたように、自由にデザインしていいんですね。」「お菓子作りに挑戦できたので、京菓子展にも応募します!」といった声をいただき、菓子作りを楽しまれていました。
あなたも京菓子のデザインに挑戦してみませんか?
▼京菓子展の詳細はこちら▼
 
 

◆7月10日(日)茶会《月釜「七夕」》

7月10日(日)月釜「七夕」を開催いたしました。
席主は、チースレロヴァー・クリスティーナ先生。
七夕をテーマに、茶箱<雪>のお点前で皆様をお迎えいたしました。
お菓子は葛製の「糸巻き」でした。
次回は9月25日(日)「月」をテーマにした月釜を開催いたします。
 
 

◆7月28日(木)特別催し《枕草子とは何か》

京菓子展特別講座「枕草子とは何か」を開催しました。
講師は国際日本文化研究センター教授の荒木浩先生です。
京菓子展の今年のテーマは「枕草子」。そこで今回は、枕草子に関して様々お話して頂きました。
最近の説の紹介として、一条天皇の中宮であった定子に仕えていた清少納言は、宮廷の広報官であり、定子の栄華をアピールするために『枕草子』をかいた、というお話が印象的でした。
また、先生は「鳥は」「翁丸」の章段をあげて、動物・鳥・彼女の観察に浮かび上がる人々の「くせ」などが面白いとのこと。
この講座はアーカイブで全編ご覧頂けます。この講演を参考に、ぜひ京菓子展にもご応募してみてください。

 
 

【弘道館の日常】

<7月7日、有斐斎弘道館再興13周年>
本日、有斐斎弘道館は、再興13周年を迎えました。
これまで、お力添えを賜りました皆様、感謝申し上げます。
「時代は移り変わり、敷地の様相も変わり、居住者も入れ替わり、今や、皆川淇園のことを知る人も少なくなっています。それでもなお、この地にいて、江戸時代中後期へと思いを馳せれば、全国から3千人の門弟が集ったといわれる、学問所「弘道館」のおもかげが、思いうかぶような気がいたします。
なぜなら、講座を開き、茶会を開けば、じつに全国から、数多くの方々が集ってきてくださるからです。こうしていま、有斐斎弘道館は、新たな学問・文化サロンとして、大きく再生を果たそうとしています。
千年の歴史ある京都の、もっとも大きな役割は、日本のあらゆる時代の歴史と文化を、五感で感じられる場であることだと思います。そしてまさにその場において紡がれてきた文化芸術を深く理解し、次の時代へと引き継いでいくことだと思います。
有斐斎弘道館が、その一つの具体的な事例となり、また数々の伝統的な建物や庭、文化が未来へとつながっていくための、きっかけとなればと願っています。
なにとぞ、皆さま方のお力添えをいただきますよう、よろしくお願いいたします。」
(館長 濱崎加奈子ごあいさつより https://kodo-kan.com/aboutus/
<7月7日>
【メディア掲載情報】
5/6(金)に開催されたシンポジウム「MACHIYA VISION 伝統文化の未来を考える」に有斐斎弘道館・館長、濱崎加奈子が出演いたしました。
お時間ございましたら、ぜひご覧ください。
<出演>
黒竹節人(株式会社くろちく代表取締役)
仲西祐介(KYOTOGRAPHIE共同創設者/共同ディレクター)
濱崎加奈子(有斐斎弘道館 館長)
<7月15日>
今年は3年ぶりに山鉾巡行が開催されますね。

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多くの方に有斐斎弘道館の活動を知っていただきたく思っております。
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