有斐斎弘道館2024年4月のまとめ(ハイライト)

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5月の予定一覧

 

◆4月7日(日)《月釜ー花ー》

4月の月釜のテーマは「花」。
席主は、洛東真葛ヶ原にある西行庵円位流の当主がつとめられました。
法螺貝の音が響いたり、西行法師の和歌が吟ぜられるなど、珍しい趣向を織り交ぜたひととき。
桜をこよなく愛した西行法師にちなんだ室礼の茶室で、さりげなく花びらをあしらった気品ある菓子をいただく、穏やかな春の茶席でした。
次の茶会の催しは、5月15日(水)に開催予定の「葵の茶」
葵祭にちなんだお茶会です。どうぞこちらもご覧ください。
※次回の月釜は6月9日(日)。テーマは「雨」です。こちらについては改めて詳細を発表します。

◆4月28日(日)〜《京菓子展スピンオフ企画「陰陽師×京菓子」》

陰陽師をイメージした京菓子と映画ゆかりの品の展示をお楽しみいただけます!
ご予約は不要です。5月30日(木)まで延長されましたのでぜひお越しください。
会場では、抹茶と「陰陽師」をテーマにした京菓子をお楽しみいただけます。
薄桃色ぼかしにセーマン(五芒星)とドーマン(九字)の焼印を施した上用饅頭のほか、錦玉羹が2種類。セーマン(五芒星)の意匠をあしらった青色錦玉羹とドーマン(九字)の意匠の黄色錦玉羹をご用意しております。

《弘道館の日常》

4月13日<弘道館、四季折々>
今年は桜が長く楽しめましたね。今週末も、お花見ができた場所もあるようです。
桜のほかにも、次々と花が咲くのが春のお楽しみ。
有斐斎弘道館の庭でも、山吹、射干(しゃが)、貝母(ばいも)、大文字草(品種:てまり)、スノーフレークなど、花盛りです!
4月25日<弘道館、四季折々>
桜がすっかり散り、新緑が目に眩しい初夏がまもなくやってきますね。
弘道館も徐々に夏の趣に移り変わっていきます。
今の時期、雨に濡れてしっとりとした青紅葉はとくに美しく、かわいらしい花や実(種)も見頃を迎えています。
4月25日<弘道館、四季折々>
真っ白な花が目をひく「雪餅草」が弘道館の庭に咲いていました。
サトイモ科テンナンショウ属の植物で、中心の「実」になる部分がお餅のように見えることが名前の由来です。
ふっくらとしておいしそうな見た目ですが、じつは毒がありますよ。要注意です!

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多くの方に有斐斎弘道館の活動を知っていただきたく思っております。
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