京菓子をデザインするヒント㉘〜2021年の京菓子デザイン部門〜
2021年は「徒然草」をテーマに作品を募集しました。
京菓子デザイン部門はどなたでも応募可能!あなたのデザインを、菓子職人が形にいたします。
【銘】月露に親しむ候
【参考にした段】
始めと終わりの美学、花は盛りに(第137段)〜椎紫や白樫などの、濡れたように艶のある木の葉の上に反射して、きらきら輝く月の光は、体の奥までしみこむように感じられて、今ここにこの月の風情をわかる友がいたらなぁと友のいる都が恋しくなっている。
【コンセプト】
“木の葉の上で、きらきら輝く月の風情を感じながら、いつのまにか都にいる友に心の中で手紙をかいている様子をイメージ。
くるんとまるめて、このまま友と分かち合えたら良いのですが。”