京菓子をデザインするヒント①〜2021年受賞作品・茶席菓子実作部門〜

【京菓子をデザインする①】
京菓子をデザインするヒントをお届けします。
2021年は「徒然草」をテーマに作品を募集しました。
メインビジュアルにもなっているこのお菓子、どの場面(お話)を表現したものでしょうか?
銘(お菓子の名前)「曙」
素材 軽羹製
 植村健士
デザインのもとになったお話は、皆さんにもお馴染みの、あの一文です。
<原文>
春は、曙。
やうやう白くなりゆく、
山ぎはすこし明かりて、
紫だちたる雲のほそびくたなびきたる(以下省略)。
【現代語訳】
春は、曙。
ようやくあたりも白んでゆくうち、山の上の空がほんのり明るくなって、紫がかった雲の細くたなびいた風情(以下省略)。
この景色を表現した『曙』。
あなたなら、、、
①お話の内容をどのように「抽象化」し、お菓子をデザインしますか?
②色・形の他に、素材は何を使いますか?
③お菓子の「銘(名前)」はどうしますか?
こんなことを考えながら、京菓子のデザインにぜひ挑戦してください★
たくさんのご応募お待ちしております!!
▼応募フォーム
(ページ最下部の「応募フォーム」よりお進みください)
———————————————
京菓子展2022「手のひらの自然ー枕草子」
▼応募受付
6月20日(月)〜8月31日(水)必着
▼募集部門
①京菓子デザイン部門/どなたでも応募可能。
 菓子職人が、デザイン画を菓子にします!
②茶席菓子実作部門/実作可能な方。
※年齢、国籍、プロ・アマは問わない。
———————————————

多くの方に有斐斎弘道館の活動を知っていただきたく思っております。
記事が面白かったら是非、シェアいただけると幸いです。