有斐斎弘道館2021年7月のまとめ(ハイライト)

まだまだ募集中です、京菓子展!!
京菓子展2021のテーマは「徒然草」です。
京菓子展7年目となる本年は,日本の優れた随筆の一つであり,江戸時代の文芸にも大きな影響を与えた兼好法師の「徒然草」を取り上げます。
「徒然草」は,約700年前の文章ですが,先の見えない不安定な世の中に生きる私たちにとって学びとなる視点が多く込められています。
「徒然草」をテーマに,京菓子の意匠を考えてみませんか?創造力に満ちたデザインをお待ちしています。
京菓子展「手のひらの自然ー徒然草」2021
公募期間:2021年6月21日(月)〜8月31日(火)必着
展覧会:10月31日(日)~11月14日(日)*予定
毎年質があがっていると評判のこの公募展、みなさまからの力作をお待ちしております!
▼応募要項等詳細は京菓子展HPにアップしております。

8月の予定はこちら

8月の予定一覧

 

◆7月7日(水)オンライン講座《吉坊ゆらり咄》

有斐斎弘道館最高12周年記念「吉坊ゆらり咄」を開催いたしました。
落語は「ちはやふる」(桂吉坊)、トークは「皆川淇園ことはじめ」(桂吉坊×木ノ下裕一)でした。
三味線が流れてコウモリの替え歌から始まり、七夕のお話から歌舞伎の話まで、頭のトークからエンジン全開、笑いが絶えない時間となりました。
そして和蝋燭のもとで桂吉坊さんが落語「ちはやふる」を。
「行平」「金比羅」の場面では、お客さんの反応してくださるか、いつも緊張するそうです。
落語を聞いていた木ノ下裕一さんは「爆笑しましたよ!」と、(配信中だったので)声を殺して楽しんでいたそうです。
後半のトークでは「ちはやふる」から和歌のお話、そして皆川淇園のお話へ。
淇園は円山応挙の弟子で仲が良く、お弁当を持って遊びに行ったり、ロの字型の机に座って四方八方のお弟子さんに勉強を教えたりしていた、そんなお話をしてくださいました!
(※皆川淇園は、江戸時代に有斐斎弘道館が建つ地に学問所を開き、門弟3千人を抱えた儒学者です。)
いつもトークは歌舞伎のお話がメインですが、この日は有斐斎弘道館再興12周年ということで、特別に皆川淇園を取り上げてくださいました!
次回は11月の開催を予定しております!
(詳細が決まり次第お知らせいたします)
また、この日のアーカイブ動画を、後日販売する予定です!
笑いが止まらないトーク、落語をお楽しみに★

◆7月10日(土)オンライン講座
《信仰から見る京都2021〜西国三十三所巡〜》

今回は前半に三室戸寺、後半に施福寺を巡りました。
光仁天皇、花山法皇、白河法皇の三天皇が離宮にしていたことから「三室戸」と呼ばれた三室戸寺。
江戸時代の寺社参拝の解説には「岩淵より出現の観世音」と紹介されています。
庭園に咲く四季折々の花々が楽しめる三室戸寺です。
山を登った先にある施福寺は「仏のデパート」というくらい沢山の仏像が安置されており、足の裏を見せた珍しい馬頭観音様も拝見できるそうです。
★講師・太田のおすすめ情報★
①河内長野駅の道の駅
ここには花が沢山売られており、とても綺麗な道の駅
(講師が大好きな「高向玄理」の出身地でもあります)
②変なホテル関西空港
遠方の方はこちらに泊まって、施福寺を目指されても◎
(温泉もついてるそうです!)
次回は「葛井寺・上醍醐寺」を巡ります!
▼日時
8月7日(土)11時〜12時半
▼参加費
2000円
▼講師
太田達、松枝しげ美
▼申込(1週間の見逃し配信あり!)
皆様のご参加お待ちしております!

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◆7月23日(金)オンライン講座《京菓子専門講座》

京菓子のきほん、京菓子展のテーマである「徒然草」の内容を学びました。
講義の後、講師による京菓子製作の実演が行われ、知識と技による「京菓子の成り立ち」を学びました。
8月には、京菓子展応募のための特別講座を開催予定です!
詳細はこちらを御覧ください。

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◆《弘道館の日常》

<7月4日(日)>
いよいよ、この季節がやってきました。
<7月5日(月)>
雨上がりに一枚。
桔梗が満開です。
<7月19日(月)>
梅雨が明け、一気に日差しが強くなりましたね。
裏庭では、この暑さを忘れさせてくれる、涼やかな白い桔梗が咲いています。

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多くの方に有斐斎弘道館の活動を知っていただきたく思っております。
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