有斐斎弘道館7月のまとめ(ハイライト)

先日、祇園祭後祭りも無事終わり、ようやく夏が始まろうとしていますね。
皆さま、暑さに負けず夏を乗り切りましょう。

7月1日(土)吉坊のゆらり咄

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落語を、和蝋燭の灯りのもとで。今夏も、落語家・桂吉坊さんをお招きし、落語「ツメ人情」をおはなしいただきました。
とても楽しく表情豊かな吉坊さんの落語の世界に、皆聞き入ります。
また、後半は「木ノ下歌舞伎」主宰の木ノ下裕一さんと吉坊さんのトーク、今回は落語作家の小佐田定雄さんも交えてお話をいただきました。「ツメ人情」は、小佐田さんが吉坊さんのために書かれたというお話。歌舞伎、落語を愛する方たちのお話、いつまでも聞いていたいとさえ思うひとときでした。

7月9日(日)祇園会の茶

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有斐斎の毎年恒例の茶会、たくさんの方にお越しいただきました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
今年は、お茶会前の露地の掃除を、カラスマ大学の草引きチーム「皐月会」さんが一緒にしてくださいました。
掃除終了後に茶席に参加してくださる方も! ご自身で綺麗にした露地を、客として渡ってみることは格別とのご感想をいただきました。関心のある方はぜひご参加ください。

7月17日(月)「雷電」奉納

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「江戸時代の教養を考える」の第二部・お謡をうたう講座の受講生と、能楽師・林宗一郎先生、大倉流小鼓方の大倉源次郎先生方と共に、大津市の比叡山律院にて「雷電」を奉納いたしました!
皆さんお忙しいなかお稽古を重ね奉納に挑み、奉納の最中には、雷さまが訪れたかのような雨が降り出しました。
次回の奉納は新年頃を予定しています。お謡が初めてという方も、そうでない方も、皆さんご一緒にお謡をたのしみましょう。講座へのご参加をお待ちしております!

7月22日(土)能あそび

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今回のゲストは、金剛流シテ方能楽師の山田伊純先生にお越しいただきました。
若手のホープとして、これからのご活躍が楽しみな山田先生。林先生とのお二人のお話の中から、観世流と金剛流の違いを知ることができました。また、「舞金剛」と称される華麗な舞を拝見させていただく貴重な機会となりました。

次回は、9月15日(金)の開催です!

7月22日(日)京菓子展関連企画 和歌を絵にするワークショップ

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今年も公募受付を開始いたしました、京菓子展「手のひらの自然ー小倉百人一首ー」2017
展覧会の関連事前イベントとしまして、陶磁器デザイナーの河原尚子さんを特別講師にお招きし、「和歌を絵にする」というワークショップを開催しました。
京菓子にとってとても「和歌」は重要です。また「京菓子って何だろう?」と思っておられる方にも、その素晴らしさを知っていただく良い機会になったのではないかと思います。
とてもかわいくて素敵な絵付けの器を創られる河原さんのアドバイスをもとに、皆さん楽しんでいただきました。

8月も、京菓子展関連イベントを開催いたしますので、皆さまぜひご参加ください!

【百人一首勉強会】
8月6日(日)11時〜12時30分
参加費:1,000円

 【京菓子作り体験】
8月11日(金)13時〜14時30分
参加費:2,000円

多くの方に有斐斎弘道館の活動を知っていただきたく思っております。
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