第10回 帯を知る/帯を楽しむ
テーマは modern(モダン)
京都の伝統文化を代表する西陣織。
この世界に誇る西陣織も実は他の伝統文化と同様、
後世に本当によいものを残していくことが出来るのかどうかが、いま問われています。
クオリティーが高く、個性のある多種多様な織物「ほんものの西陣織」の文化を伝えるため、
これまで展覧会と座談会を重ねてきました。
10回目となる今回は、「モダン」をテーマにした帯の数々をご覧いただきます。
開催日 | 2016年3月27日(日) 終了いたしました |
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時間 | 開始:11:00 終了予定:16:00 |
参加費 | 一般 2,000円 学生 1,000円(お呈茶付き) |
申込方法 | ウェブ、メール、電話にて開催日の5日前までにご予約ください。 |
会場 | 有斐斎弘道館 |
住所 |
〒602-8006 京都市上京区上長者町通新町東入ル元土御門町524-1 地図を表示 |
西陣織に触れて、お話を聞いて楽しむ一日。
高い技術で手間暇をかけて織り上げられた西陣織はまるで美術品です。
そんな西陣織の逸品の本当の良さを売買を通じてではなく、
単純に見て触れて楽しんでいただき、より多くの人に知っていただきたい。
庭を眺めながら、現場の方の専門的なお話を聞いて、お茶を一服。
普段、聞くことのできない帯についての素朴な疑問にもお答えします。
<テーマ>「modern(モダン)」
時代の変化に合わせて、今に活きる西陣織をそれぞれの織元が伝統を踏まえつつ、工夫を凝らして創っています。
柄、色、素材、現代らしいエッセンスをご覧ください。
<座談会>「これからの西陣織」①11時、②15時(各回40分程度)
これからの先に西陣織を繋ぐには、若手の存在が欠かせません。
今回は、西陣織に携わる若手数名を囲み、パネルディスカッション形式で行います。
<試着会>
西陣織の良さは、やはり締めてこそ分かるもの。
「試着会」では、今回出展している織元の帯をご試着いただけます。
ご自身の着物にはどのような帯が合うのか、等
さまざまなコーディネートをお楽しみください。
お好きな織元の帯を締めることが出来ますので、ぜひお気軽にご参加ください。
※ご自身のお着物をお召しになっている方に限ります。(事前申込要/定員10名程度)
12時までに、受付へお越しください。
<展示する西陣織の織元>
・秦生織物(西陣で手に入る最高ランクの素材を使用した手織りを中心に織られた帯)
・帯屋捨松(独特の分業が発展した西陣において一貫した自社生産により、他ではまね出来ない存在感)
・梅垣織物(今回、初出展。温故知新をモットーにされており、まじめな帯創りをされています。)
・まこと織物(西陣で最初に「すくい織」を開発した洒落帯の分野で高い評価)
・錦和(現代にも着用しやすいようにアレンジされた古典柄の帯は品があり飽きがこない)
・帯屋河合康幸(フォーマル用の袋帯を得意とし、特に独特な織技法を使った唐織や夏物は秀逸)
お申し込み
終了いたしました。
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