2026年前期 信仰からみる京都・京街道編~伝統の食文化をたどる道~
信仰や地域性は、食文化のかたちを大きく左右してきました。本シリーズでは、京阪沿線や京都に息づく伝統の食文化に目を向け、菓子が生まれ、受け継がれてきた背景をひもときます。土地の歴史や人々の祈りとともに育まれた味わいをたどりながら、京都の食がもつ奥深い魅力にふれてみませんか。日々の暮らしに寄り添ってきた「菓子」の物語を、ゆったりと巡る旅へご案内します。
本講座は各回ごとに参加の申し込みが出来ます。会場参加のほか、後日アーカイブ配信のチケットもございます。
会場参加は、テーマに合わせて特別に誂えた生菓子での呈茶付きです。
※有斐斎弘道館が会場の座学です。テーマとして取り上げる土地での現地開催ではございませんのでご注意ください。
※カバー写真はイメージです。
開催概要
◆講師
太田 達
京都市生まれ。立命館大学食マネジメント学部教授。有職菓子御調進所 老松当主。有斐斎弘道館代表理事。歴史、信仰、食文化を研究する一方、国内外で茶会を数多く開く。NHK『ようこそ先輩』、『美の壷』など多数出演。
◆会場
有斐斎弘道館
◆開催日
2026年4月11日(土)、5月23日(土)、7月18日(土)、8月22日(土)
※各回ごとにお申込み頂けます。
◆参加費(事前支払制)
会場参加(特製菓子の呈茶付):各回3,000円
後日アーカイブ配信:各回2,000円(講座終了後、後日メールにて視聴用アドレスをお送りします。視聴期限はお送りより一週間です。)
※会場参加の呈茶は、10時から講座開始までの間に提供いたします。
※会場参加・アーカイブ配信ともに事前振込・又はPeatixでの事前決済をお願いしております。
開催日とテーマ
2026年4月11日(土)10:30-12:00
水菓子と葛菓子~京阪石山駅~*受付中*
日本の菓子の始まりは橘と言われています。橘は日本原産の柑橘でビタミンが豊富であり、当時の不老長寿の薬として扱われたのです。平安時代になると京都の宮廷社会では果物は貴重な嗜好品で、水菓子(果物)は菓子の一種として位置づけられました。橘・柿・梨・桃などが神事や饗宴に供され「甘味=果物」が中心でした。一方、葛(くず)は古くから薬用・滋養食として知られ、奈良・吉野の葛は特に上質とされました。吉野葛は大和から宇治川・淀川水系を通じて大坂や京の都に運ばれました。葛粉は冷やすと固まり口に含むと溶けるという性質を持ち、水のような透明感・清涼感を表現できる素材のため、水菓子が持っていた「季節・清浄・涼」の意味を継承しました。講座では、日本の菓子文化の原点にふれながら、信仰や宮廷文化、素材の特性が育んだ美意識と味わいの歴史をひもときます。
2026年5月23日(土)10:30-12:00
信仰と菓子~出町柳駅~
地域の信仰や祈り、祭りの中から、神にお供えする食として「神饌(しんせん)」の文化が生まれました。神饌は祭礼や儀式の後、「撤饌(てっせん)」として下げられ、神のお下がりを人々が共にいただく「直会(なおらい)」へとつながります。ここに、日本の宴や共食の文化の原点を見ることができます。神前に供えられた食べ物は、やがて人々の暮らしへと受け継がれ、酒や雑煮、餅菓子など多様な食文化へと発展していきました。京都の正月に欠かせない花びら餅も、神饌の思想を今に伝える一例です。講座では、神饌を軸に、京阪沿線に息づく信仰と食文化の結びつきをひもとき、日本人の祈りと食のかたちに迫ります。
2026年7月18日(土)10:30-12:00
門前菓子~北野白梅町~
門前菓子とは、寺社の門前町において参詣者をもてなすために生まれた菓子で、平安時代から江戸時代にかけて各地に広まりました。参拝の疲れを癒やし、供物や土産として親しまれたことが、その始まりとされています。今日でも、日本各地に土地の歴史を映す門前菓子が息づいています。京都・北野天満宮の門前では、古くから餅や団子などの門前菓子が供され、人々の信仰とともに食文化が育まれてきました。門前に並んだ七軒の団子屋を起点に花街へと発展した上七軒は、その象徴的な存在です。講座では、復興した「七軒だんご」をはじめとする事例を通して、門前町の文化や人の営みと深く結びついた菓子の歴史を読み解いていきます。
2026年8月22日(土)10:30-12:00
街道菓子~石清水八幡宮駅/大谷駅~
江戸時代を中心に街道沿いの茶屋や宿場町で旅人に売られていた菓子の総称が街道菓子です。日持ちし、手軽に食べられることが重要で、餅菓子や団子、焼き菓子が多く作られました。京阪沿線は東海道・中山道・西国街道・熊野街道など主要街道が集中し、寺社参詣や商人の往来が盛んだったため、街道菓子文化が特に発展しました。石清水八幡宮前の走井餅は平安時代より滋賀の逢坂山の付近で供された街道菓子でしたが、古くから人と物が行き交う交通の要衝であった石清水八幡宮で門前菓子としての役割を担っていきます。名物・走井餅を手がかりに、地域が育んだ“道の食文化”を辿ります。
お申し込み(要予約・事前支払制)
Petixでのお申込み
支払方法:クレジット・コンビニ/ATM・PayPal
peatixでのお申込みはこちら(外部サイト)
受付中:2026年4月11日(土)水菓子と葛菓子
メール・電話でのお申込み
支払方法:銀行振込み
※申込後、一週間以内にお振込みをお願いいたします。手数料お客様負担。
E-mail:info@kodo-kan.com
電話:075-441-6662
お申込み時に、下記項目をお伝えください
1.お名前
2.参加人数
3.メールアドレス
4.電話番号
5.当館が撮影する記録写真の、SNS等への広報利用に同意されない方はその旨
【振込先】
京都信用金庫
店番:本店 001
普通預金 口座番号:3056201
口座名称 公益財団法人 有斐斎弘道館
ザイ)ユウヒサイコウドウカン
または
京都銀行
店番:西陣支店 131
普通預金 口座番号:5057060
口座名称 公益財団法人 有斐斎弘道館
ザイ)ユウヒサイコウドウカン
注意事項
※日時、内容等変更となる場合がございます。その節は何卒ご理解、ご了承をお願いします。
※有斐斎弘道館保存のための活動です。何卒ご協力のほどよろしくお願いいたします。
※お菓子等準備がございますので、キャンセルは5日前までとさせていただきます。それ以降のキャンセルについては返金できかねますのでご理解の程よろしくお願い致します。
※その他キャンセルの詳細について、キャンセルポリシーを定めております。ご了承のうえお申込みください
※当日は記録および広報用(SNS、報告書等)に写真撮影を行います。お顔の写り込みを希望されない方は、お申込み時にお申し出いただくか、当日スタッフにお伝えください。プライバシーに配慮し、適切に対応いたします。
※写真はイメージです。
| 開催日 | 2026年4月11日(土)、5月23日(土)、7月18日(土)、8月22日(土) |
|---|---|
| 時間 | 開始:10:30(呈茶10:00‐) 終了予定:12:00 |
| 講師 | 太田 達(有斐斎弘道館 理事、立命館大学教授) |
| 各回 | [1]会場参加(特製菓子の呈茶付):各回3,000円 [2]後日アーカイブ配信:各回2,000円 ※[1][2]ともに事前支払制(銀行振込又はPeatixでの事前決済) |
| 申込方法 | 各回毎に参加申し込みが出来ます。ウェブ、メール、お電話にて開催日の3日前までにご予約ください。 |
| 会場 | 有斐斎弘道館 |
| 住所 |
〒602-8006 京都市上京区上長者町通新町東入ル元土御門町524-1 地図を表示 |