2025年後期 信仰からみる京都~寛永文化をたどる路~
江戸時代初期、文化と美意識が大きく花開いた「寛永文化」。この時代には、茶の湯や和歌、絵画、建築、そして京菓子に至るまで、多くの文化芸術が新たな様式を生み出しました。
本シリーズでは、後水尾天皇、小堀遠州、松花堂昭乗ら、寛永文化を作り出し、また担い手となった重要人物の足跡をたどりながら、京都各地に息づく寛永の美を訪ねます。
現地の風景や史跡をめぐりながら、今もな私たちの暮らしに影響を与える寛永文化の奥深さに触れてみませんか。秋から冬にかけて、文化の旅へご一緒しましょう。
本講座は各回ごとに参加の申し込みが出来ます。会場参加のほか、後日アーカイブ配信のチケットもございます。
会場参加は、テーマに合わせて特別に誂えた生菓子での呈茶付きです。
※有斐斎弘道館が会場の座学です。テーマとして取り上げる土地での現地開催ではございませんのでご注意ください。
※カバー写真はイメージです。
◆講師
太田 達
京都市生まれ。立命館大学食マネジメント学部教授。有職菓子御調進所 老松当主。有斐斎弘道館代表理事。歴史、信仰、食文化を研究する一方、国内外で茶会を数多く開く。NHK『ようこそ先輩』、『美の壷』など多数出演。
◆会場
有斐斎弘道館
◆参加費(事前支払制)
会場参加(特製菓子の呈茶付):3,000円
後日アーカイブ配信:2,000円(講座終了後、後日メールにて視聴用アドレスをお送りします。視聴期限はお送りより一週間です。)
※会場参加・アーカイブ配信ともに事前振込・又はPeatixでの事前決済をお願いしております。
◆申し込み方法
1.Peatix、2.E-mail、3.電話からお申込み頂けます。
◆支払い方法
peatixでお申し込みの場合、クレジット・コンビニ/ATM・PayPalでの支払いが選べます。
Peatix以外でお申込みの場合は、講座開催の5日前までに下記口座へ参加費をご入金ください。
※振込み手数料のご負担をお願いいたします。
また、お申込み時に、下記項目をお伝えください
1.お名前
2.参加方法(会場参加またはアーカイブ配信)
3.参加人数
4.メールアドレス
5.電話番号
【振込先】
京都信用金庫
店番:本店 001
普通預金 口座番号:3056201
口座名称 公益財団法人 有斐斎弘道館
ザイ)ユウヒサイコウドウカン
または
京都銀行
店番:西陣支店 131
普通預金 口座番号:5057060
口座名称 公益財団法人 有斐斎弘道館
ザイ)ユウヒサイコウドウカン
9月6日(土)10:30-12:00
伏見桃山駅と小堀遠州
伏見は豊臣秀吉が築いた城下町として栄え、酒造で知られる地域です。江戸初期の茶人・作庭家・小堀遠州は幕府の重臣として伏見奉行を二度務め、「綺麗さび」と呼ばれる美意識を確立しました。簡素さと華やかさを融合させたその感性は、日本庭園や建築文化に大きな影響を与えています。伏見という土地が、遠州の美学にどう作用したのかを、歴史とともにたどります。
申し込み
1.Peatix(外部サイト)
2.E-mail:info@kodo-kan.com
3.電話:075-441-6662(受付10:00-17:00)
12月13日(土)10:30-12:00
修学院駅と御水尾天皇
修学院離宮は、御水尾天皇が整えた庭園と建築の美が息づく場所です。本来は天皇家の避暑地として造営されましたが、天皇の美意識により、自然と調和した景観が形づくられました。江戸初期における天皇の文化的関心と、修学院離宮に表れた庭園美や空間構成を通して、その時代の美学にふれます。
2026年1月17日(土)10:30-12:00
出町柳駅と京都御苑
京都御所は、江戸時代にも天皇の居所として精神的・文化的な権威を保ちました。中でも後水尾天皇の審美眼は、寛永文化の形成に大きく貢献し、紫宸殿や庭園、装束や和歌の中にその美意識が表れています。公家文化と寛永の美が織りなす御所の世界をたどります。
開催日 | 2025年9月6日(土)、12月13日(土)、1月17日(土) |
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時間 | 開始:10:30(呈茶10:00‐) 終了予定:12:00 |
講師 | 太田 達(有斐斎弘道館 理事、立命館大学教授) |
各回 | [1]会場参加(特製菓子の呈茶付):3,000円 [2]後日アーカイブ配信:2,000円 ※[1][2]ともに事前支払制(銀行振込又はPeatixでの事前決済) |
申込方法 | 各回毎に参加申し込みが出来ます。ウェブ、メール、お電話にて開催日の3日前までにご予約ください。 |
会場 | 有斐斎弘道館 |
住所 |
〒602-8006 京都市上京区上長者町通新町東入ル元土御門町524-1 地図を表示 |