講座
第14回近世京都学会公開講座
有斐斎弘道館・近世京都学会共催の本公開講座は2011年に始まりました。

後水尾上皇をはじめ、上皇・法皇たちは、上賀茂社や修学院離宮、幡枝御所、岩倉長谷御所へ御幸されました。その道筋にあたる洛北・松ヶ崎では、春には山の躑躅、秋には紅葉や松茸、川では鮎を楽しむなど、古代天皇の行幸を思わせるような光景が見られました。
第14回近世京都学会公開講座
「王城の百姓たち──寛永後の御幸と松ヶ崎の風景」
≪入場無料・一般来聴歓迎≫
有斐斎弘道館・近世京都学会共催の本公開講座は2011年に始まりました。
本年、第14回は、京都工芸繊維大学名誉教授 小野芳朗先生を講師にお招きし、上皇・法皇の御幸と洛北・松ヶ崎の風景をテーマにご講演いただきます。
◆ 講演要旨

「洛北三祭礼図」松ヶ崎の題目踊り/京都府蔵(京都文化博物館管理)
後水尾上皇をはじめ、上皇・法皇たちは、上賀茂社や修学院離宮、幡枝御所、岩倉長谷御所へ御幸されました。その道筋にあたる洛北・松ヶ崎では、春には山の躑躅、秋には紅葉や松茸、川では鮎を楽しむなど、古代天皇の行幸を思わせるような光景が見られました。
伝承として、桓武天皇以来の百姓とされる松ヶ崎百人衆や、歴史としての寛仁年間の賀茂神領への寄進、天文法華の法難による焼討、豊臣大検地による禁裏・門跡・公家領への移行などを経て、 近世の「松ヶ崎立正会文書」には、年貢徴収や水論に関する記録を中心に松ヶ崎の歴史が記されています。
また、徳治年間の全村法華宗への改宗と、それ以来続く題目踊りは、後水尾天皇が天覧した踊りとされています。菊の御紋が入った提灯は、現在も妙法送り火の夜に行われる踊りへと受け継がれています。挿絵は江戸時代後期の洛北松ヶ崎村の題目踊りの様子を描いたものです。
一方、平安時代以来の田園風景は都市計画事業によって変化し、近年ではマンションや商業施設の建設などにより失われつつあります。
本講座では、こうした事象をたどりながら、伝承と歴史の狭間にある京都近郊の村落・松ヶ崎の姿をひもとき、その未来を見据えて考察します。
≪本年より、申込・お問い合わせ先は近世京都学会での受付となります。ご注意くださいませ≫
◆ 講師
小野芳朗 先生(京都工芸繊維大学名誉教授)
◆ 会場
京都大学 楽友会館
〒606-8315 京都市左京区吉田二本松町
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※楽友会館に駐車場はございません。ご注意下さい。
◆ 参加費用
無料・一般来聴歓迎
◆ お申込み方法
下記よりお申込みください。(先着50名)
https://peatix.com/event/5174886
◆ 共催
近世京都学会 有斐斎弘道館
◆ 問い合わせ先
近世京都学会
email:gakkai@kinsei-kyoto.com