2025年前期 信仰からみる京都~歳時記をたどる路~
さまざまな文化を生んだ京都。そこには、信仰、宗教が必ず関わってきました。とりわけ京都の日々のくらしを彩る年中行事は、世代を超えて受け継がれ、神仏や自然に対する畏敬の念と、豊かな生活文化を育んでいます。
本年度は季節ごとの「歳時記」に焦点をあて、ゆかりの深い京阪沿線の土地を取り上げながら、京都の”知”を紐解きます。
本講座は各回ごとに参加の申し込みが出来ます。会場参加のほか、後日アーカイブ配信のチケットもございます。
会場参加は、テーマに合わせて特別に誂えた生菓子での呈茶付きです。
◆講師
太田 達
京都市生まれ。立命館大学食マネジメント学部教授。有職菓子御調進所 老松当主。有斐斎弘道館代表理事。歴史、信仰、食文化を研究する一方、国内外で茶会を数多く開く。NHK『ようこそ先輩』、『美の壷』など多数出演。
◆会場
有斐斎弘道館
◆参加費
会場参加(特製菓子の呈茶付):3,000円
後日アーカイブ配信:2,000円(講座終了後、後日メールにて視聴用アドレスをお送りします。視聴期限はお送りより一週間です。)
◆申し込み方法
①Peatix、②HP申込フォーム、③電話からお申込み頂けます。
現在受付中の回:4月19日(土)【葵祭】
※カバー写真はイメージです。斎王代写真(左端)撮影:上杉遥
4月19日(土)10:30-12:00*受付中
テーマ:出町柳駅と下鴨神社【葵祭】
鯖街道の起点でもある出町柳駅は様々な食文化が発達した場所であります。京都の学生の聖地である鴨川デルタは平安京創生の1200年前からみそぎの地として捉えられてきました。水辺祭祀の視点から考えます。
申し込み
①Peatix(外部サイト)
②HP申込フォーム(当ページ下部)
③電話:075-441-6662(受付10:00-17:00)
5月17日(土)10:30-12:00
鞍馬駅と鞍馬寺【五月満月祭】
都の北方の鎮守でもある鞍馬の地は牛若丸などの様々な伝承があります。由岐神社の火祭りも有名です。鞍馬の地は炭・薪など燃料を運ぶ都への中継基地として発達しました。現在も残る木の芽炊きなどにもその往古の姿が見て取れます。
6月28日(土)10:30-12:00
二軒茶屋駅と上賀茂神社【禊と祓/夏越の祓】
二軒茶屋は鞍馬街道の起点であり昭和のはじめまで、実際に二軒の茶屋がありました。二軒茶屋駅の西側には上賀茂神社のご神体である神山が鎮座し、山の南に位置する上賀茂神社では6月に夏越の祓が行われます。
7月12日(土)10:30-12:00
祇園四条駅と八坂神社【祇園祭】
室町期の絵画資料によると、四条河原町付近に八坂神社の鳥居が描かれています。聖俗のエリアの結界でしょうか。祇園祭も、神輿が町方に渡御する構造とそれを迎える町方の鉾の祭りの二重構造になっています。祇園四条駅周辺をそのような視点で考えてみます。
開催日 | 2025年4月19日(土)、5月17日(土)、6月28日(土)、7月12日(土) |
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時間 | 開始:10:30(呈茶10:00‐) 終了予定:12:00 |
講師 | 太田 達(有斐斎弘道館 理事、立命館大学教授) |
各回 | [1]会場参加(特製菓子の呈茶付):3,000円 [2]後日アーカイブ配信:2,000円 |
申込方法 | 各回毎に参加申し込みが出来ます。ウェブ、メール、お電話にて開催日の3日前までにご予約ください。 |
会場 | 有斐斎弘道館 |
住所 |
〒602-8006 京都市上京区上長者町通新町東入ル元土御門町524-1 地図を表示 |
お申し込み
■ お電話でもお申込みいただけます
お電話でのお申し込みは075-441-6662(10時〜17時)
*行事の都合上、電話に出られないことがございます。その場合は改めてご連絡ください。
特記事項
※会場参加は、講義開始前の10:00-10:30に呈茶のご用意がございます。どうぞお早目にお越しください。
※日時・内容は予告なく変更する可能性があります。予めご了承ください。(変更があった場合、お申込み頂いた方には個別にご連絡いたします)
※お菓子等準備がございますので、キャンセルは5日前までとさせていただきます。それ以降のキャンセルについては返金できかねますのでご理解の程よろしくお願い致します。