京ヤキのはなし

本年の「茶の湯の文化を識る」は茶の湯の懐石や料理をテーマにしています。
4月は福寿園の吉永清志さんにお越しいただき、「茶と茶道の関係」についてお話いただきました。抹茶の作り方から、最近はやりのペットボトル飲料に至るまでお茶についての興味深いお話をしていただきました。
次回はやきものについて、再びゲスト講師をお迎えします。
陶芸の発展と茶の湯には切っても切れない関係があります。代々、京で陶芸を営む家に生まれ、自身も陶芸家 として活躍する森野彰人さんに、京焼の歴史についてお話いただきます。京焼きと清水焼の違いとは?京焼きと初めて文献に出てくるのはいつ頃?実際の器を お持ちいただいてお話いただきます。お楽しみに!
茶の湯の文化を識る 「京ヤキのはなし」

日時:2014年5月22日(木)13:00~14:30
講師:森野彰人(もりのあきと)(陶芸家/京都市立芸術大学准教授)
参加費:2,000円(主菓子・抹茶付)
お申込み・お問い合わせ:有斐斎弘道館
TEL 075-441-6662
Mail  kouza@kodo-kan.com
森野彰人(もりのあきと)
1969年、京都生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。現在、京都市立芸術大学準教授。主な展覧会に、近作展17クレイワークの4人展(国立国際美術館/大阪/1994)、’96新鋭美術選抜展(京都市美術館/京都)、現代陶芸の若き旗手たち(愛知県陶磁器資料館/愛知/’96, ’98, ’00, ’02, ’05)、ファエンツア国際陶芸展(ファエンツア/イタリア/1997)、TOSA・TOSA 2003現代陶芸・14人の尖鋭たち-現代陶芸の系譜-(高知県立美術館/高知)、現代工芸への視点-装飾の力(東京国立近代美術館/東京/2009)、新時代のやきものへの挑戦(滋賀県立陶芸の森・陶芸館/滋賀/2013)、森野彰人展(富本憲吉記念館/奈良/2014)ほか多数。第5回国債陶磁器展 美濃’98銀賞。2007年、京都市芸術新人賞。2012年、タカシマヤ美術大賞。

 

多くの方に有斐斎弘道館の活動を知っていただきたく思っております。
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