2024年10月以降の有斐斎弘道館の予定です。
◆10月12日(土)講座【信仰からみる京都・京街道編~食が支えた街道の歴史~】
2024年の「信仰からみる京都・京街道編~食が支えた街道の歴史~」では、歴史信仰を手がかりに、現在も関西の重要な「道」となっている京街道、京阪沿線の歴史と食文化をひも解きます。
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講座では、「八瀬比叡山山口駅」からスタートし、「浜大津」「樟葉」、そして「鞍馬・貴船」へと京街道を辿ります。その土地ならではの食文化や歴史的背景を知り、京都の魅力をより深く味わっていきましょう。
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各回の定員は30名です。「会場チケット」でご参加の方は、各回のテーマに合わせた主菓子をお持ち帰りいただけます。
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遠方の方や当日のご参加が難しい方は、ぜひ「後日アーカイブ配信チケット」をご検討ください。
◆開催日
10月12日(土)11時〜12時半 テーマ「鞍馬・貴船」
◆受講料
①会場チケット▶︎3,000円/回
②後日アーカイブ配信チケット▶︎2,000円/回
※アーカイブ配信チケットをご希望の方は、
お申し込みの際メッセージ欄に「アーカイブ配信チケット希望」とご記入ください。
◆講師
太田 達(有斐斎弘道館 理事、立命館大学教授)
松枝 しげ美(京都観光文化を考える会・都草 副理事長)
◆申込方法
以下リンクページよりお申込み・お支払い下さい。
https://shinkou1012.peatix.com
◆10月13日(日)講座【英語で伝える茶の湯のこころ(日本文化講座)Explaining the Spirit of the Tea Ceremony in English】
日本文化を海外に向けて発信したい方向けの講座「英語で伝える茶の湯のこころ」を開催いたします。通訳の仕事をされている方をはじめ、英語でお茶を楽しんでみたい・興味がある方のご参加も歓迎です。
◆日 時
①2024年10月13日(日)13:00~15:00 ②2024年11月25日(月)13:00~15:00
※連続講座ではなく、各回内容は同じです。ただし、お茶席の趣向は月によって変わります。
◆講 師
クリスティーナ・チースレロヴァ
◆内 容
講義、お茶席体験、質疑応答など
◆参加費
各回8,000円
◆人 数
各回15名(予定)
◆申し込み方法
[1]Peatix https://eigochakai.peatix.com
[2]有斐斎弘道館事務局 TEL 075‐441-6662
[3]有斐斎弘道館事務局 FAX 075‐441-6662
[4]有斐斎弘道館事務局 E-mail info@kodo-kan.com
※[3]FAX、[4]E-maiにてお申込みされる方は⑴お名前、⑵ご住所、⑶お電話番号を記載の上FAX・E-maiの送信をお願い申し上げます。
◆10月20日(日)【宗一郎 能あそび特別公演 富士太鼓ー会場:誓願寺ー】
10月の能遊びは、新京極の誓願寺にて、林宗一郎先生による「富士太鼓」の奉納を行います。
誓願寺執事の山本常阿氏、観世流能楽師 林宗一郎氏、そして有斐斎弘道館・館長濱崎加奈子によるトークの後で、能「富士太鼓」を奉納いたします。
誓願寺の五十五世法主・安楽庵策伝は、小堀遠州や松花堂昭乗、松永貞徳らと親交があり、寛永文化の担い手の一人。
落語の原型となる滑稽話を集めた「醒睡笑」を著したことから「落語の祖」とも言われます。そんな寛永文化とゆかりの深い誓願寺で、能を楽しみませんか。
本公演は、2026年に開催予定の「二条城・寛永行幸四百年祭」の二年前イベント(主催:Living History KYOTO)との一環として行われます。二条城・寛永行幸四百年祭についてはこちらをご覧ください。https://livinghistory-kyoto.com/
【特別公演概要】
日程:2024年10月20日(日)
時間:18時30分開演(18時開場/20時終了予定)
会場:浄土宗西山深草派総本山 誓願寺
料金:4,000円
内容:
-お話(誓願寺 執事 山本常阿氏×観世流能楽師 林宗一郎氏×有斐斎弘道館館長 濱崎加奈子)
-能「富士太鼓」
出演:
シテ 林 宗一郎(林喜右衛門家十四世、能楽師シテ方観世流)
子方 林 小梅
ワキ 江崎欽次朗
アイ 茂山忠三郎
笛 左鴻 泰弘
小鼓 上田 敦史
大鼓 河村凜太郎
後見 味方 團
河村浩太郎
地謡 田茂井廣道
松野 浩行
齊藤 信輔
樹下 千慧
笠田 祐樹
申込先:https://peatix.com/event/4113534
主催:林能楽会
共催:公益財団法人有斐斎弘道館、Living History KYOTO
◆11月2日(土)【第12回近世京都学公開講座】
第12回近世京都学公開講座を開催いたします。
一般来聴も歓迎いたします。ぜひおこしください。
◆日時
2024年11月2日(土)13:00~17:00
◆会場
芝蘭会館別館(東一条)2階 研修室2
◆定員
聴講 先着50名
【講座内容】
講演1:13:30~15:00
青山英正先生( 東京大学大学院総合文化研究科准教授)
演題:本草家島田充房と両替商島田八郎左衛門家 ――植物図譜『花彙』出版の背景――
要旨:小野蘭山とともに『花彙』を編んだ島田充房は、京都を拠点に三都で両替商などを営んだ豪商島田八郎左衛門家の一人でした。この充房の人的交流および島田八郎左衛門家の文化活動の側面から、『花彙』出版の意義を捉え直してみたいと思います。
(休憩15分)
講演2:15:15~16:45
冨田良雄先生(京都大学大学院理学研究科元教員)
演題:平安京図書寮紙屋院から引き継がれる和紙文化 ――京都市内に自生するコウゾの分布からみる――
要旨:京都市内(中京区以北)に野生化して生えている和紙の原料となる楮(コウゾ)の分布調査をおこないました。今回の講演では、江戸時代、室町時代、平安時代とそれ以前の京都盆地に居住していた人々と楮という樹木との係わり、ひいては和紙文化に連なる知見について述べたいと考えています。
※資料代お一人1,000円を、当日受付にて申し受けます
懇親会:17:30~19:30(17:30開宴 )
会場 :SHIRAN CAFÉ (芝蘭会館別館西隣)
会費 :5,000円(飲物代込み) ※会費は、当日講座受付時にお支払いください
形式 :立食形式 壁側に休憩用椅子あり
※懇親会への参加希望は、10月29日(火)12:00までにお申し込みください
問い合わせ先:有斐斎弘道館 ☎︎075-441-6662