10月の能遊びは、新京極の誓願寺にて、林宗一郎先生による「富士太鼓」の奉納を行います。誓願寺執事の山本常阿氏、観世流能楽師 林宗一郎氏、そして有斐斎弘道館・館長濱崎加奈子によるトークの後で、能「富士太鼓」を奉納いたします。
誓願寺の五十五世法主・安楽庵策伝は、小堀遠州や松花堂昭乗、松永貞徳らと親交があり、寛永文化の担い手の一人。落語の原型となる滑稽話を集めた「醒睡笑」を著したことから「落語の祖」とも言われます。そんな寛永文化とゆかりの深い誓願寺で、能を楽しみませんか。
本公演は、2026年に開催予定の「二条城・寛永行幸四百年祭」の二年前イベント(主催:Living History KYOTO)との一環として行われます。二条城・寛永行幸四百年祭についてはこちらをご覧ください。https://livinghistory-kyoto.com/
【特別公演概要】
日程:2024年10月20日(日)
時間:18時30分開演(18時開場/20時終了予定)
会場:浄土宗西山深草派総本山 誓願寺
料金:4,000円
内容:
-お話(誓願寺 執事 山本常阿氏×観世流能楽師 林宗一郎氏×有斐斎弘道館館長 濱崎加奈子)
-能「富士太鼓」
出演:
シテ 林 宗一郎(林喜右衛門家十四世、能楽師シテ方観世流)
子方 林 小梅
ワキ 江崎欽次朗
アイ 茂山忠三郎
笛 左鴻 泰弘
小鼓 上田 敦史
大鼓 河村凜太郎
後見 味方 團
河村浩太郎
地謡 田茂井廣道
松野 浩行
齊藤 信輔
樹下 千慧
笠田 祐樹
申込先:https://peatix.com/event/4113534
主催:林能楽会
共催:公益財団法人有斐斎弘道館、Living History KYOTO