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7月の弘道館は、14周年記念催しや吉坊ゆらり咄、月釜、祇園会の茶会、中学生研修など盛りだくさんでした。ぜひ写真と共にハイライトをご覧ください。
◆7月6日(木)研修《中学生の茶会・能楽研修》
兵庫県から研修旅行にこられた中学生の皆様が、弘道館でのお茶会体験の後、能楽堂で能楽を体験されました。皆さん熱心に取り組まれ、積極的な質疑もありました。
◆7月7日(金)特別催し《近世京都を語る/遊ぶ》
7月7日、弘道館の誕生日に〈近世京都を語る/遊ぶ〉を開催し、集っていただいたお客さまとともに弘道館14周年を祝いました。
松田清先生が「皆川淇園旧蔵『ぺテルフルカ女王肖像』(エカテリーナ2世肖像図)」を解説、
桂吉坊さんがちはやふるを語り、また浅野美希さんとパロディの日本文化を三味線を交えながら楽しみました。
◆7月9日(日)月釜《ー清泉茶会ー》
7月9日に、月釜を開催いたしました。
テーマは『清泉茶会』。
雨の中の開催でしたが、夏らしく涼しげな室礼でとても神聖な茶会となりました。
◆7月17日(月)茶会《祇園会の茶》
祇園会の茶を開催しました。
前祭の山鉾巡行がある中、弘道館にもコンチキチンと聞こえてきそうな真夏の昼下がり。
浴衣を着たお客様も多く、とても華やかな会になりました。
◆7月22日(土)講座《信仰からみる京都》
「ぶらり街道巡りー食の路ー信仰からみる京都<伏見稲荷駅>」を開催いたしました。
伏見は街道と疎水(河川)の合流地点で大きな船着場があり栄えたエリア。その歴史と街道の名所について学びました。
そして、伏見稲荷大社の歴史と信仰、食文化について、、初午の日に食べるのはお稲荷さんだけではないそうで!
飛騨地方では「初午団子」、奈良県では「旗飴」などを食べる習慣があるそうです。
以前は藤森神社のエリアだった⁉︎伏見稲荷大社、稲荷社に由来する秦氏や稲田氏との関係や、仏教との関係まで歴史と文化を掘り下げました。
◆7月30日(日)《吉坊ゆらり咄ー冬の遊びー》
7月30日(日)「吉坊ゆらり咄ー冬の遊びー」を開催しました。
人間国宝のお話から始まり、木ノ下さんが勉強しているという手
話を披露する場面も!
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落語「冬の遊び」は、豪快なヤンチャを受けて立つ、名物仲居お富さんのいる新町官許の廓(くるわ)のお話。
真夏の大坂で起こった一大事に、聞いているこちらまで暑くなってきてしまうほどでした。
夏に冬の遊びをして、、、暑くて、、、
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後半のトークでは、
江戸、京都、大阪の廓(くるわ)について、木ノ下さんの初ソロトーク!
そして吉坊さんが加わり「冬の遊び」の各所で登場する三味線のついてのお話でした。今回ももちろん、笑いは絶えません!
後半のトークを聞いて、改めて落語を見てみたいと思った会でした。
【弘道館の日常】
6月1日<弘道館の庭>
梅の季節になりました!瑞々しく美味しそうな梅がなっています。
また、泰山木、カワラナデシコ、紫陽花など弘道館の庭には美しい花がたくさん咲いています。
6月24日<新しい中門>