有斐斎弘道館2022年1月のまとめ(ハイライト)

 

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◆1月1日(土)《新年のご挨拶》

【新年のご挨拶】
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
有斐斎弘道館は、2009年に取り壊しの危機を免れてから、
本年は13年目の道のりを歩むことになります。
いま私たちは、新型感染症の拡大といった、これまで考えてもみなかったような出来事が起こり
地球規模での人類の未来とともに、ひとりの人間として
どうあるべきか、どう生きるべきかということを、ますます考えさせられています。
建造物と庭の保存活動からはじまった有斐斎弘道館は、
何よりも、人と人が集う「場」の大切さを訴えてまいりました。
また、文化を通した学びの大切さを伝えるための「場」を
提供してまいりました。
しかし、新型感染症の拡大の状況は、人と人が「集う」ということそのものを否定されることになりました。
そのため、オンラインを中心に講座等の取り組みを行なってまいりましたが、感染症の拡大が少しやわらいだ秋には、京菓子展を開催することができ、テーマ「徒然草」をもとに、これまでで最多となる600点以上の応募をいただき、多くの方々にご来場いただくことができました。
また、12月には、再興十周年を記念して結集した若き芸能継承者たちによってつくられた劇「新<淇>劇」のメンバーが、それぞれの役割を「さかさま」にして演じる「さかさま会」を京都観世会館にて催しました。(その時の様子は、オンラインにて視聴いただくことができますので、是非ご覧ください!)
そして、これまでの活動をとりまとめた著書『京都かがみ』を出版させていただき、多くの方々から、弘道館存続に対するお励ましの言葉を頂戴いたしております。
本当にありがとうございます。
人と人が出会い、集い、文化が育まれてきました。
その歴史は、このような時代にあっても変わらないということを、改めて実感いたしております。
これからも、有斐斎弘道館の場を守り、伝えていくことができますよう、みなさま方のお力添えをいただきますよう、何卒よろしくお願いいたします。
有斐斎弘道館
館長 濱崎加奈子

 
 

◆1月15日(土)講座《信仰からみる京都》

1月15日(土)「信仰からみる京都〜京阪沿線を歩く〜」を開催いたしました。
第一回目は、寅年ということで「鞍馬〜鞍馬寺とその周辺の歴史文化を訪ねる〜」からスタート!
(あうんの虎がいることで有名ですね!)
前半は写真を見ながら、鞍馬寺散策。
実際に鞍馬寺を歩きながら、基本情報の解説を聞いているような気分で講座を受けていただけます♪
後半は誰も知らない⁉︎鞍馬周辺の歴史文化を学び、より深く学ぶ時間でした。
鞍馬は、燃料(炭)の中継地として栄えたんだとか⁉︎
鞍馬周辺の道を辿りながら、その土地の歴史を学ぶのも、この講座の楽しみの一つです。
次回2月12日(土)は「八瀬散策」です。
来館者限定・お持ち帰りのお菓子に、テーマのヒントが隠されています!
お楽しみに♪
(※来館は定員に達しましたが、オンラインアーカイブ配信は受付中です)
▼3月19日(土)は「出町柳周辺」を巡ります。

 

 

◆《弘道館の日常》

<2月4日(金)>
お庭に、温かな陽射しが降り注いでいます。
立春ですね。
<2月7日(月)>
猫だより。

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多くの方に有斐斎弘道館の活動を知っていただきたく思っております。
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