5月の有斐斎弘道館では、定例の講座に加え新講座「英語で伝える茶の湯のこころ」が始まります。
実際に茶席体験をしながら、茶の湯について英語で説明するポイントを学ぶことができます。
どうぞお楽しみに!
「英語で伝える茶の湯のこころ」
日本を訪れる海外からの旅行者の目的が、ショッピングなどのモノから体験型のコトに変わってきています。
その中で日本文化への興味を深める方も多く、茶の湯(茶道)体験への要望も高まっています。
手軽にお抹茶とお菓子をいただける施設も多くありますが、旅行者に茶の湯についての質問を受けたとき、うまく説明できないと戸惑われた経験はありませんか?
茶の湯は単に、お抹茶の淹れ方やお菓子のいただき方などの様式だけに留まらない、日本の美意識や哲学に通じる精神的な修養にも深く関わっている文化です。
この講座では、茶の湯についてよく知らない、という方でも海外からのゲストに対して英語でガイドができるよう、本格的な茶庭と茶室を設えた築150年を超える数寄屋建築で、実際に茶席体験をしながら説明のポイントを押さえて学ぶことができます。
茶の湯は一生をかけて取り組む「道」であり、一朝一夕での習得は難しいものですが、そのエッセンスを学ぶことで、今までよりも深く日本の魅力を伝えることができるようになるでしょう。
※英語での茶の湯紹介を目的としているため、講座の半分程度を英語で進行します。
◆5月11日(土)
講座《信仰からみる京都 ー明正天皇ー》
京都の歴史を縦横無尽に楽しむ大人気講座!今回は館外講座です。
テーマは「明正天皇」です。
講師:太田達(京都精華大学・立命館大学非常勤講師)
時間:12:00
参加費:8,000円
✳︎館外講座です。別途お問い合わせください。
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◆5月15日(水)茶会《葵祭の茶》
葵祭をテーマとした茶会です。
開始:12:00
参加費:3,000円
◆5月19日(日)勉強会
《江戸時代の教養を考える ー茶書・謡ー》
江戸時代の学問所ならではの実践講座!
ご一緒に「茶書」を読み、「謡」をうたってみませんか。
時間:16:30~17:50 第1部「茶書をよむ」
18:00~19:00 第2部「お謡をうたってみよう」
参加費:3,000円 1部のみ、2部のみ2,000円(学割等あり)
◆5月19日(日)勉強会《皆川淇園を読む》
近世京都学会と共催で、学問所「弘道館」をひらいた皆川淇園 についてご一緒に学ぶ勉強会です。淇園のご研究をされている 方、淇園とその時代にご興味がおありの方など、ぜひ一度足を お運びください。
講師:松田清(京都大学名誉教授)
時間:14:00~16:00
参加費:2,000円(学割あり)
◆5月23日(木)勉強会《九条武子の会》
大正期から昭和初期に活躍した京都出身の歌人、
大正三美人にも数えられる九条武子の歌集を読みましょう!
時間:18:30~20:00
参加費:1,000円
◆5月25日(土)講座《英語で伝える茶の湯のこころ》
講師:クリスティーナ・チースレロヴァー(初代ティーアンバサダーグランプリ・日本文化研究家)
北神理紗子(京都市認定通訳ガイド)
時間:13:00~15:00
参加費:7,000円
◆5月28日(火)講座《茶の湯の文化を識る》
茶の湯の歴史をわかりやすく、楽しく学びます。
ぜひこの機会に、茶道の歴史をマスターしましょう!
今回のテーマは「鎌倉期の茶」です。
講師:太田宗達
時間:13:00~14:30(12:30より呈茶)
参加費:2,000円(菓子・抹茶付き)